【前回の記事を読む】「わぁ、いい!」祭壇の母の顔を見てそう思った。母の70歳のお祝いに娘息子3人がプレゼントしたウィーン旅行のワンシーン
22.塵も積もれば山となる
塵のようにわずかなものでも、積み重なれば、大きなものとなる。2017年10月
航空会社のマイル特典で旅を計画している。
日常生活でマイルを貯めることに喜びを見出している。飛行機に搭乗することで得るマイルではなく、買い物や食事の支払いによるショッピングマイルをこつこつ貯めている。100円で1マイル。特約店での支払いはマイルが倍になる。マイルを倍にするプログラムに入会するとさらにお得だ。
すべての支払いを1枚のクレジットカードに定め、電気代、新聞代、NHK受信料、スーパーの買い物、友人への贈物、会食、何でもカード払いにする。多額の買い物をするわけではないが、日々まめにカードで払い、地道に貯めていけば、着実に数字は上がってくる。
アンケートに答えて5マイル、提携サイトからお店を予約・利用して15マイル、モノレールに乗って20マイルなど、キャンペーンの少しのマイルでもチャンスは逃さず貯める。
数年経てば、そこそこの数字になる。それで航空券をゲットすることができる。
去年10月末までに使わなければ期限が切れてしまうマイルが発生した。母が施設にいる間は、旅行はあきらめていた。
しかし、マイルが切れるとなると話は別。せっかく貯めたマイルを有効に使いたい。ヨーロッパやアメリカに行くほどはなかったが、モスクワならビジネスクラスに搭乗できるほど貯まっていた。
しかし、やはり何日も家をはずすのは抵抗があった。宿泊せず帰ることも考えたが、それは無理。1泊でならいいかな、と季節がいい5月で一度は計画していた。が、5月の計画はかなわなかった。いったん8月にしたが、それもあきらめ10月に予約を取り直した。
その後、母が亡くなったので、なにも1泊でなくてもよくなった。しかし、忌引や初盆で休みをいただいた後、長期の休暇を申請しにくい気持ちになった。やはり、行ったかどうかわからないくらいの短い期間で行こうと思った。
かくして、モスクワ1泊旅行。せっかくロシアに行くのなら、サンクトペテルブルクにも足を延ばしたかったが、ビジネスクラス体験が主目的であれば、これでいい。本来、927,000円の運賃がかかるところを、特典航空券で行けるのだから、こんなに嬉しいことはない。
塵も積もれば山となる。
ビジネスクラス体験、楽しもう。