三 亀の前の厄難閑話休題、時代を平家から取り戻した英雄頼朝にも、さすがに色好みの資質は十分に備わっていた。品(しな)高き男ほど幾(いく)たり人もの女と交わりを持つのは世の習い、彼の漁色行為も、閨の不自由を囲う女性たち(特に夫を失った男日照りの後家様など)への福祉活動でこれも、社会奉仕とも思っていたのではないだろうか。聡明な政子であれば、その辺りの“男女の機微(きび)”は理解できるはずだが、おぼこ…
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エッセイ『「神武東征」とその後の渡来人たち』【第5回】石川 雅晟
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いつまでも続くと確信した幸せ…穏やかさを取り戻したローマでの暮らし
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小説『曽我兄弟より熱を込めて』【第5回】坂口 螢火
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小説『悪女万華鏡』【第11回】花山 天女
歴代に名を遺す英雄はみな"色ごのみ”…好奇心旺盛に行動するための原動力とは
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エッセイ『「神武東征」とその後の渡来人たち』【第4回】石川 雅晟
島流しに刑されたのに…麻続王の歌が万葉集に採録されたワケ
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第4回】鷹嶋 ちた
大聖堂でオルガンを弾く日々。そんな中、出逢った1人の女性…
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小説『維新京都 医学事始』【第10回】山崎 悠人
やや古びた手帳を取り出し語った「仰天するような先生との遭遇」
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歴史・地理『忘るべからざることども』【第5回】稲田 寿太郎
朝貢制度はいわば、当時の東及び東南アジアにおいて機能した「安全保障システム」!?
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小説『羊を食べ尽くした男 中国仏教衰微の日』【第8回】山亀 春久
「其方の未来が見えるであろう」丸く透き通った水晶の中に、群れる羊の走る姿が映し出されて
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小説『ザ・バサラ』【第5回】加藤 達乃進
「一回りして一体だけ?」いぶかしい思いから一転、“目からうろこ”な美術館の仕掛け
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小説『曽我兄弟より熱を込めて』【第4回】坂口 螢火
亡くなった父を必死に探す姿を見て…祖父が案じた息子の行く末
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小説『悪女万華鏡』【第10回】花山 天女
この時、夫が政子に要求したのは[巴どり]という刺激的な型で…
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エッセイ『「神武東征」とその後の渡来人たち』【第3回】石川 雅晟
壬申の乱で政権基盤が脆弱な頃…天武天皇の親政で行われた大方針とは?
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【第3回】鷹嶋 ちた
数多くの称賛で溢れた…『音楽のプリンス』ジャンネットの知られざる半生
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小説『維新京都 医学事始』【第9回】山崎 悠人
森鴎外ら語る「当時の日本人医師たちは、みな御雇い西洋人教師に、本当に世話になった」