デブホストのいる男グループがそのギャル達に話しかける。僕が本当のナンパ上級者なら、酔っ払ったフリとかしてその集団に「なんの話ー? オレも混ぜてー」とか一人でいけるのだろうが、さすがにそこまでの勇気はない。もう一組、ギャルの三人組が来たが残りの男グループの近のソファー席に座り、カウンターにいる僕らは完全に余った。正確には寝ている新一郎と僕一人だ。こうなったら、もう記憶を失くすくらい酒を飲んで、目を…
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第22回】松本 竹馬
煙草に火をつけるミステリアスな女性。なんだか見たことがある上に、話しかければうまくいく気がする。その既視感の正体は......
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第21回】松本 竹馬
営業を終えたキャバクラ嬢が集まる楽園のようなバー、"Z"。入ってきたギャルに色めき立つ男たち。そして戦いが始まる―
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第20回】松本 竹馬
どこまで行っても手が届かない"輝かしい大学生活" やっとの思いでできた彼女、会話の糸口を探り、告白のタイミングを窺うも......
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小説『眠れる森の復讐鬼』【第12回】春山 大樹
「何でこんなことになったんだ!」「何の異常もなかったのに、突然心電図がフラットに…」「そんな馬鹿なことがあるか!」
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第19回】松本 竹馬
「マジでー! ださっ!」昨晩の彼女との出来事を話すと、笑われた。大学生活はおしまいかもしれない、だがそれどころではなかった......
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第18回】松本 竹馬
ヤンキーへの復讐も、本物の強さもどうでもいい。なぜならこの"大学デビュー天下取り物語"は、僕の恋愛に関する物語でもあるからだ。
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小説『標本室の男』【第34回】均埜 権兵衛
「どなた? この辺の人じゃ…」骸骨に全く動じない少女。視線が合わず、白い杖を持っていて…
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第17回】松本 竹馬
ついにあのヤンキーにリベンジの時!? 「来いよ」嘘みたいなセリフが勝手に口から出てきた。もう僕は止まらない。
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俳句・短歌『バーの二階で』【第11回】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句「恋すてふ ひとを横目に サングラス」
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第16回】松本 竹馬
敗北し、期待を裏切り、笑われ、完全に自信を失っていた。だが立ち直るきっかけはヤンキーが作ってくれた。
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第15回】松本 竹馬
一年ちょっと血をにじませながら、練習してきた僕の右ストレート……
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第14回】松本 竹馬
「宮崎大学の大学生」VS「消える左ストレート」デビューマッチの相手はプロ、それでも準備はしていた。だが今思えば始まる前から勝負はついていた。
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第13回】松本 竹馬
"あの日"を忘れたように麻雀を始める友人、ラップをする友人、新しいグループとつるむ友人。一方僕は......
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小説『眠れる森の復讐鬼』【第11回】春山 大樹
入院初日の夜、男の怒号が病室の中まで響き渡る。旧知の仲の看護師のため、迷惑は承知の上で禍患を覗いてやろうという気になった。
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小説『海辺のレクイエム』【第7回】源 久
恋人のふりをする彼女。日本人離れした色白の目鼻立ちの整った顔立ちだが、それ以上に男の目を惹く女だということを感じずにはいられなかった。
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第12回】松本 竹馬
本物になりたい。そう思いジムに入会する。会長はクラブに行って、一人でシャドーボクシングをして、それを笑ってきた若者をしばいているらしい。
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小説『標本室の男』【第33回】均埜 権兵衛
もし死体ということになれば火葬にされかねない。生きたまま焼かれる…骸骨の空想は止まらない。
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エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第11回】松本 竹馬
「本物」のあいつには全てばれていた。大学デビューの僕が、恐れていた"あの"言葉が心を粉々にする...
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小説『眠れる森の復讐鬼』【第10回】春山 大樹
焼身自殺の末に植物状態になった彼女。「お母さん、消灯時間まで毎日つきっきりなの。本当に可哀想。あんなことがなければ…」
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小説『標本室の男』【第32回】均埜 権兵衛
岬の突端に古びた小さな神社がある新潟県の海浜に来た骸骨。毎日ぼんやりと海を眺めながら…