ネガティブに妄想が膨らむが、とりあえずこれは危ない。逃げ出すしかない。「い、いえ、その……」と、思ったのだが、口と足が思ったように動いてくれなかった。「いいよ、分かってる。隠そうとしなくても、事実あれが物語ってるしな」そんな俺の心情を探ろうともしない院さんは、自分が座っている位置から真後ろにある病院に頬を緩ませながら親指を立てた。その指の先には部分的に損傷した病院があり、以前俺が憑依生命体と闘っ…
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