重太郎は意を決して、防具をつけ竹刀を持った。惣右衛門は防具なしである。重太郎は毎日の精進で多少の自信もあったのだが、惣右衛門と対峙したとき、相手から威圧も剣気も何も感じられず、壁に向かっているようで戸惑った。焦れた重太郎は、自分から仕掛けて隙を見出すしかないと、まず青眼から相手のゆったりした佇たたずみに呼吸を合わせ、竹刀を大きく振り上げ、「ダン」と床板を鳴らすほど踏み込んで、竹刀を大上段から振り…
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小説『祥月命日』【第16回】深江 允
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小説『祥月命日』【第15回】深江 允
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小説『スノードロップの花束』【第4回】
「結局親の思惑通りにはならない」子育てに悩み抜いた母の悟り
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小説『祥月命日』【第13回】深江 允
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立ち入れないはずの危険な海。「噂を統合」して真実を探ると…
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小説『祥月命日』【第11回】深江 允
文句なしの剣術と人間性…謹厳実直な和木重太郎という青年
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小説『スノードロップの花束』【第3回】
「ずいぶんコンサバな中年になったね」ほんとうの自分は。
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小説『祥月命日』【第10回】深江 允
潜入捜査で耳にした噂…浮かび上がった不可解な疑念とは
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小説『祥月命日』【第9回】深江 允
幼少期から秘術の修行…忍びの一族に生まれた諸星玄臣という男
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小説『祥月命日』【第8回】深江 允
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小説『スノードロップの花束』【第2回】
「カナダから来た10代の姉弟」を急にあずかることになり…
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小説『祥月命日』【第7回】深江 允
【時代小説】城下で「大量の砂糖が出回っている」のはなぜか?
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小説『祥月命日』【第6回】深江 允
正しい情報を集めるには「来るもの拒まず」で接することだ
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小説『祥月命日』【第5回】深江 允
水害を見越し…藩民を餓死から救った敏腕、浦紗屋太一という男
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小説『スノードロップの花束』【新連載】
「至急、一緒に副社長室に行ってくれ」総務課長の気苦労とは?
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小説『祥月命日』【第4回】深江 允
【小説】「戦国時代、戦に負けると人の運命が劇的に変わる。」
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小説『祥月命日』【第3回】深江 允
「巡回中の番士」の不可解な死…彼は何を見てしまったのか?
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小説『祥月命日』【第2回】深江 允
【時代小説】不可解な番士の死…異国船の難破との関係は?
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小説『祥月命日』【新連載】深江 允
【時代小説】二人の男の目的は「番士の行方不明事件調査」