八月七日 午後一時十五分頃 ハルビン ハルビン街路上ナツは、真剣な表情でハルの顔を見ていた。「自分も心から愛せて、相手もありのままの自分を受け入れてくれる人かあ……」茂夫は、考え込むように腕を組んだ。「まあ、そんな相手に巡りあえたら、確かに幸せになれそうじゃがのお……。現実的には、どうかのお……」ハルは、自分の発言に対する二人の反応を見て、得意顔になった。「さあ、いつまでも、おしゃべりしてると日…
小説の記事一覧
タグ「小説」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『北満のシリウス』【第8回】鎌田 一正
人種の坩堝・キタイスカヤ街。ハルビン市街全体を見渡せる松浦洋行へ
-
小説『海渡るフォルトゥーナ』【第10回】鷹嶋 ちた
唐の思想であり、完成して既に一五〇〇年ほどの『陰陽五行説』とは?
-
小説『いつか海の見える街へ』【第10回】須賀 渚
手を握り返したときの動揺で体が揺れ、支えてくれた彼の手の薬指にはリングが…
-
小説『オレンジ病棟』【第11回】朝丘 大介
警官から車に撥ねられたときの状況を説明されたが、正直、まったく覚えていなかった
-
小説『第三のオンナ、』【第16回】椎名 雅史
姉の遺品整理をしていたとき、違和感を覚えた。両親は何か知っているのかもしれない…
-
エッセイ『振り子の指す方へ』【第14回】山口 ゆり子
精神的ショックで壊れた妻。穏やかで幸せな日々は遠のき…
-
小説『維新京都 医学事始』【第16回】山崎 悠人
医学教師としてやってきた西洋人。意外な風体に少しがっかり?
-
小説『光と闇の相剋』【第11回】髙嶋 郷二
己の欲で破滅へと向かう人界。闇の力で堕された太陽神が語ったこととは…
-
小説『乱世、一炊の夢』【第4回】安藤 恒久郎
三楽斎の言葉届かず「戦」へ。三成、二万七千の軍勢で攻め入るが…
-
小説『ノスタルジア』【第20回】森下 修作
人影は戦争で焼死した人間の人型だという。必要な時に現れるというが…
-
小説『ジュピターと仲間達 Jupiter & Friends』【第3回】ジェフリー 樫田
「お兄ちゃん、ママが…恐ろしい男達が来てママを連れて行った」
-
小説『赤い靴』【第4回】高津 典昭
大海原で急性アルコール中毒に!! 燃料を使い果たし、船は海流に流され…
-
小説『奇想・追想・烏兎怱怱』【最終回】無才 安
友人の「怖い話」。いわく付きの湖から生えた不気味な手…その正体は…
-
小説『透視男』【第6回】上田 晄暉
屋上のベンチに寝転がっていたら、隣から営業課長の部下いじめの話が聞こえてきた
-
小説『善悪の彼方に』【第6回】叶浦 みのり
夫人は「事故」ではなく「事件」と言っていた…。夫人のこの言葉に何か違和感を覚えた
-
小説『インスタント・ストーリーズ』【第3回】紀伊 みたこ
デコボコした地面を掘る穴掘り屋。実はその穴は人生の…
-
小説『上海の白い雲』【第3回】河原 城
初デートはお店のお客さん。日本に妻、子供が二人いるやさしい日本人
-
小説『刑事狩り』【第4回】人見 謙三
素早い初動捜査で女の子を発見!被疑者特定でスピード逮捕へ
-
小説『奥会津の人魚姫』【第15回】西田 理酉
双子が好きになったのは、義理の父。彼の隣にいる片割れに嫉妬して…。
-
小説『ぼくの地球』【第9回】織部 和宏
自由は、個の可能性を追求する権利を担保するためにこそあると定義するならば…