充実した日々であった。能の道は果てしなく、学ぶことはいくらでもある。大夫の座を退いたとは言え、世阿弥は健在で、新しい能を書きつつ、時には自ら舞ってその大きな存在感を見せる。観世大夫を継いだ元雅は能作に、舞歌(ぶが)に天賦の才を見せ、一座の未来に新しい光をもたらしつつある。元能は兄を支え、実直に役割を果たし続けている。そして元重は独自の活動を徐々に押し広げ、世上の評としては元雅をも凌ぐほどの勢いを…
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小説『夢花一輪』【第11回】吉成 大四郎
【時代小説】能の道は果てしない。世阿弥が課した厳しい試練
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小説『夢花一輪』【第10回】吉成 大四郎
【時代小説】後見人からの指示「世阿弥殿の娘を娶れ」に驚愕
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小説『夢花一輪』【第9回】吉成 大四郎
【時代小説】氏信の苦悩「自分の書く能はどうあるべきか」
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小説『夢花一輪』【第8回】吉成 大四郎
【時代小説】門外不出の書に記された、世阿弥の言葉に衝撃
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小説『夢花一輪』【第6回】吉成 大四郎
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小説『夢花一輪』【第5回】吉成 大四郎
【時代小説】世阿弥が貸した秘伝書。しかし三郎が…
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小説『夢花一輪』【第4回】吉成 大四郎
【時代小説】稽古場に出入りするのはやめたが…あやめの決心
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小説『夢花一輪』【第3回】吉成 大四郎
【時代小説】能の稽古から逃げ出した弥三郎…一体なぜ?
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小説『夢花一輪』【第2回】吉成 大四郎
【時代小説】「どうして私が能をやめなければならないの」
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小説『夢花一輪』【新連載】吉成 大四郎
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エッセイ『きょうは着物にウエスタンブーツ履いて』【最終回】矢作 千鶴子
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エッセイ『きょうは着物にウエスタンブーツ履いて』【第21回】矢作 千鶴子
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エッセイ『きょうは着物にウエスタンブーツ履いて』【第19回】矢作 千鶴子
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エッセイ『きょうは着物にウエスタンブーツ履いて』【第18回】矢作 千鶴子
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単身で子供5人を連れ、渡米…見知らぬ土地で最大の困難が…
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エッセイ『きょうは着物にウエスタンブーツ履いて』【第15回】矢作 千鶴子
どんなことも必死に考えれば、必ず道は見つかると信じている。
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エッセイ『きょうは着物にウエスタンブーツ履いて』【第14回】矢作 千鶴子
前向きに考え、自分らしい大きな心で生徒に向かえば道は開ける