【前回の記事を読む】終戦の日の思い出…「ラジオを聴いた大人たち」はどのように興奮していたか?焼失と喪失昭和二十年は、私の個人史の原点になっています。それは、終戦とか敗戦とかという歴史的な出来事とは全く別の感覚に根ざしている観念で、正確には、あの夜(八月五日)こそが原点なのではないかと思っています。個人的な感覚の話で恐縮ですが、あの夜を境として、その前後の連続性が感じられないままになってしまったの…
歴史・地理
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