でも入尾城については瀬戸の郷土史などで調べても城になる前が出てこない。やっぱり、これはタマに聞くしかないなと思うのだった。そうこうしているうちに、土曜日になる。私は家の手伝いを終えた午後、昼寝中だろうタマを八幡社に探しに行くことにした。家を出る時、またあいつが来ていた。――水野致嗣(むねつぐ)だ。――小五の時、友達と遊びに来ていた水野川で流されたのを兄に助けてもらってから、何かと言うと兄の周りを…
小説
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