【前回の記事を読む】妻は「散歩する」と言って立ち上がった。私たちは後ろに続いた。妻が、やせ細ってしまったように見えた。今日は病院で10月分の支払いがあって、3時半に良子を訪ねた。更に元気になっていた。明後日退院とのことである。11月13日、13日の金曜日である。勿論そんなことは今気付いたのである。支払いは簡単に終わった。お昼から五分粥になった、と良子は言った。明日は全粥になる、と言った。そして退…
エッセイ
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『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第24回】野村 よし
病院を出てぐるっと裏へ回ると、海が見える。妻は「いつもここへ来ている」と言って微笑んだ。こんなに笑顔の可愛い女だったのだ
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『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第5回】真秀場 弥生
保健師として派遣されたあの時は「眠れない」事を軽んじていた。7日間、6時間にも満たない睡眠で終日働き続け......
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『大波小波』【第6回】柊 ゆう
人生で今でも心に残っている三通の手紙。父の期待に応えようと決意する私だったが…東京で待ち構えていた現実とは
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『とりあえず筋トレしろ』【第9回】Kouki Okumura
代わり映えのしないしょっぱい毎日に飽き飽きする。ネットやアニメを見て非日常に憧れる。それもこれも、いま私たちが○○だから…
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『ぼんくら外交官の北朝鮮日記-2年間の「楽園」滞在見聞録-』【第6回】杉山 長
通関手続き、北側との初めての「闘争」。そして国民はミサイル発射のニュースを知らず、朝鮮中央通信にも目を通さない
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『孤高の歩み—虚無から創造精神へ—』【第6回】梅崎 幸吉
氷が張っている池にも平気で入ってしまう。その常軌を逸した行動に、私は感動した。彼は、今で言う知的障がい者だった。
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『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第23回】野村 よし
妻は「散歩する」と言って立ち上がった。私たちは後ろに続いた。妻が、やせ細ってしまったように見えた。
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『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第4回】真秀場 弥生
仲間を裏切るように34年間勤めた職場を退職した。「仕事で死ねるなら本望」とさえ思っていたが、体は動かなくなってしまった。
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『雨のち曇りのち、ハル!』【最終回】春野 真理
世話をしてきた鶏に爪を立てられた小学生のわたし。大人になった今、動物との気持ちの伝え方に、初めて気づけたのかもしれない
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『還暦の留学生』【最終回】松木 梯
賃貸契約中に家賃が年間50万円も値上げ!条件をのむと…さらに20万円!? そのワケとは
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『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第22回】野村 よし
元気な声を期待して「どう?」と声を掛けると、妻はわずかに首を振って「すべて吐いた」と言った。点滴も再び装着されていて…
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『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第3回】真秀場 弥生
この現実は泣こうが喚わめこうが受け入れていくしか仕方がないことだ。関大徹の言葉が眠れぬ夜を変えた。
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『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第21回】野村 よし
妻のオナラが待ち遠しい。「出た?」と尋ねるも、妻は首を振った。翌日も「まだ出ない」。今やそれが最大の関心事だった。
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『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第2回】真秀場 弥生
医師の暴言が教えてくれた私の「末路」。あれはまさに一期一会の運命的な出会いだった。
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『こんな少子化対策 あったらいいね!!』【第6回】堂前 雄平
今の世の中未婚や晩婚の男女、既婚のご婦人に至るまで居酒屋で一杯とか、カラオケ店でストレスを発散! 夜遅くまで過ごす風潮が
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『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第20回】野村 よし
随分日時を要した。救いは、妻が首尾一貫、明るかったことである。今日も手を振って、笑顔で手術室へ入って行った。
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『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【新連載】真秀場 弥生
更年期障害で来診した私は暴言を吐かれた。「寝れない」は誰にも理解されず、ひとり苦しみの中で生きて行く―。
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『夢の小箱をアナタに』【第6回】下村 みゆき
息子の元同級生の母親が、急に家に来て「言いにくいんだけど、お金貸して欲しい」。数分前スーパーで偶然会っただけなのに…
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『ティースプーン一杯の記憶力』【第6回】瑚波瑠
「忘れ物の女王」とクラスの皆から呼ばれていた小学校高学年時代。持ち物チェック期間中毎日のように忘れ物をしていた私
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『自我が人生を導く 』【第8回】広瀬 克利
父の商売が繁盛して私の仕事はどんどん増えた。土日は勿論、平日も学校が終わると力仕事。父は「勉強などする必要ない」と言うが…