エッセイ 小説 詩 せつなさ 恋 2024.02.28 優しくて温かい君の呼吸を覚えてる。君に会えて本当に良かったよ。 わたがしに触れたように 【第2回】 小林 世以子 切なくて苦しくて、それでも君に出会えてよかった この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 恋のよろこびと試練、日常のささやかな愛、等身大の自分……鮮やかでまっすぐな言葉がつめこまれた、100篇の詩を収録。※本記事は、小林世以子氏の書籍『わたがしに触れたように』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 優しさ・欲望 約 束 君の呼吸を覚えている。 優しく 温かく ゆっくりと肺を動かし 体を膨らませていたね。 君に会えて良かった。 ねえ 君に会えて本当に良かったよ。
小説 『愛と慟哭の果て』 【第4回】 和泉 順 刑事が犯した致命的なミス。緊急指令で出動した刑事は、拳銃を持つ強奪犯の元に防弾チョッキを装着せずそのまま突入してしまい… 【前回の記事を読む】病院から返ってきた彼は別人だった。物足りないと感じていた彼との行為は長く激しくなり、私は初めて絶頂で意識を失って…妻の美幸と二人の子供が、苦しい息遣いで横たわる長谷川をICUの窓越しに祈るように見つめていた。長谷川は神奈川県警加賀町警察署の刑事課強行犯係の巡査長だ。長谷川は二日前の午前十一時頃に、上司の横地係長と警察車両で横浜元町にある宝石店に急行していた。同店より、宝石と貴…
小説 『スノードロップ―雪の雫の日記―[注目連載ピックアップ]』 【第11回】 降谷 さゆ 学校から帰ると、玄関には怒った母が…部屋のごみ箱に丸めた、あの白い紙が見つかってしまった。 【前回の記事を読む】授業参観に初めて親が来なかった…その理由は「急に忙しくなったから」と説明していたが、それは嘘で…部活が終わって自宅の玄関を開けると、僕のお母さんはカンカンに怒って玄関に突っ立っていた。隼人のお母さんから電話があって、今日が授業参観だということを聞いたらしい。その後、僕の部屋のごみ箱にあったぐしゃぐしゃになった『保護者へのお知らせ』を見つけたという。本当のことを言えばきっとすぐ…