1st STAGE 東海道~紀伊半島~山陽~四国~小倉
2月28日(月)3日目 小田原 熱海 伊東 伊豆高原 河津 下田
走行距離 102.6km/STAGE 累計距離 307.3km/総累計距離(3日目)307.3km
朝9時半頃にホテルをスタートすると、昨日の強風が嘘の様に止んでおり、今日は伊豆のアップダウンが続く海岸線を辿るには絶好な天候だ。
ここからR135で下田まで行くルートは以前長距離サイクリングで散々走った土地勘のあるところであり、ある程度計算出来るロケーションはとてもありがたい。一方で昨日同様長い旅をしているという実感は、なかなか湧いてこない事が悩ましい。
熱海を過ぎるとトンネル群が次々と現れ、国内のトンネルで最も恐怖を感じる1つである新宇佐美トンネルを祈る様な気持ちで通過する。
ここは区間距離も長い上に、とにかく交通量が多い。後ろからビュンビュン車が来る事に加え路側帯は非常に狭いと、これまで通ったトンネルの中では1、2位を争う位恐怖を感じるのだが、ここを過ぎてしまえば少し肩の力を抜いて走れる環境が続く。
伊豆高原を過ぎた辺りのそば屋さんで天丼を頼んだが、おかみさんから店舗の由来やメニューの説明を最後まで聞かないと注文出来ないという、変わったお店だった……。
天丼は美味しく頂いた。
再スタート後、自転車仲間のシンさんから、今なら河津桜がきれいであるとの情報を頂き立ち寄る事にしたが、正に満開であり、良いタイミングで来た事を喜ぶ。100kmちょっとの行程のため16時前には下田へ到着。
今日は下田港を目の前にした温泉旅館であり、展望露天風呂はとても堪能出来たものの、バイキング形式の夕食のためかうっかり麻婆豆腐やイカチリにフライドポテトでお腹を満たしてしまい、せっかく下田の海を目の当たりにしながら、何とも微妙な晩餐となってしまった。
さて、明日は午後から雨が降る予報となっている。明日のルートは早くも最難関の1つとして認識していた西伊豆ルートであり、どうするか悩み……。
天城から修善寺へショートカットして、雨が降り出す前に沼津入りしてしまえと!?
そうだ、それが良いと、ようやく安心して眠りに落ちたのだった。