【前回の記事を読む】「それに、『小人』は警察の内部情報も知っていた」内部漏洩を疑った男は、情報分析官を利用し『小人』の正体を探り出す仲山は緊張を悟られないように、ごくりと唾を飲み込んだ。そこで、金森が思い出したように話題を変えた。『ところで仲山さん。ご一緒にゴンドラに乗っている娘さんはおいくつですか』「あ、ああ、九歳になるよ、小学生だ」『早生まれじゃなければ、小学三年生ですね。とっても不安でしょ…
[連載]再愛なる聖槍
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小説『再愛なる聖槍』【最終回】由野 寿和
これは事故ではなく予告型殺人事件だ――犯人の狙いは何なのか、そして五年の時を経て再び対峙する二人の刑事
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小説『再愛なる聖槍』【第23回】由野 寿和
「それに、『小人』は警察の内部情報も知っていた」内部漏洩を疑った男は、情報分析官を利用し『小人』の正体を探り出す
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小説『再愛なる聖槍』【第22回】由野 寿和
「これはれっきとした殺人事件だ」刻一刻と迫るタイムリミット。しかし、電話相手の警官は事の重大さを理解しておらず…
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小説『再愛なる聖槍』【第21回】由野 寿和
「他の乗客を生かすも殺すも君次第だ」犯人からの通信…なぜ俺なんだ? なぜ俺はあの夫婦に代わって生き残った? 目的はなんだ?
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小説『再愛なる聖槍』【第20回】由野 寿和
「人質なら俺だけでいい。娘だけでも…」―再び”小人”からの連絡。このゴンドラはいずれ全て落ちる…つまり全員死ぬ?
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小説『再愛なる聖槍』【第19回】由野 寿和
「サンタは、親なんだって」娘のいたずらっぽい笑顔は昔の妻に似ていて懐かしい気持ちになった
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小説『再愛なる聖槍』【第18回】由野 寿和
これは、運命なんだろう。全ては五年前から繋がっている。燃えたゴンドラに残された身分証明を元に捜査員が自宅へ向かうと...
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小説『再愛なる聖槍』【第17回】由野 寿和
「とても雰囲気のいいお父さんとお子さんでした」鮮明に記憶された父と子の姿
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小説『再愛なる聖槍』【第16回】由野 寿和
冷静な対応が疑いの元に…。警察に強い口調で観覧車の事故について問い正され…
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小説『再愛なる聖槍』【第15回】由野 寿和
最新型の観覧車。ゴンドラの落下は「ありえない」とスタッフは断言…
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小説『再愛なる聖槍』【第14回】由野 寿和
これは計画的な殺人で、犯人がいると教えてくれた人から警察は信用するなと言われ…
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小説『再愛なる聖槍』【第13回】由野 寿和
たった1秒間の犯行?ハッキングだとしても、出来ることは限られている…
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小説『再愛なる聖槍』【第12回】由野 寿和
事故ではなく観覧車ジャック?2万人以上の客と関係者のリストを洗え!
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小説『再愛なる聖槍』【第11回】由野 寿和
ゴンドラの不自然な落下事故。係員の女性が「これは計画的殺人です」と証言…
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小説『再愛なる聖槍』【第10回】由野 寿和
クリスマスイブ、展望型巨大観覧車『ドリームアイ』が予期せぬ停止。そしてゴンドラの不自然な落下事故・・・
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小説『再愛なる聖槍』【第9回】由野 寿和
観覧車ジャックでゴンドラに監禁。頼りは大学生バイトの少女のみ
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小説『再愛なる聖槍』【第8回】由野 寿和
地上に墜落し火の手が上がるゴンドラ…混乱の中、仲山がとった行動
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小説『再愛なる聖槍』【第7回】由野 寿和
「まさか、やめろ!」娘と乗っていたゴンドラが何者かにハイジャックされて…
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小説『再愛なる聖槍』【第6回】由野 寿和
「きゃあ」突然ゴンドラが不自然に揺れて…「事件性があるかもしれない」
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小説『再愛なる聖槍』【第5回】由野 寿和
娘がジュースをこぼしてしまったのに「クリスマスプレゼントだよ」優しい老紳士の対応
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