『めでたくそして美しく優しい子に』と願いをこめて「美弥子」という名にしたんだよ。 ある日母に聞いた。わたしの名前の由来は?母は言う。めでたくそして美しく優しい子になってとの思い。母の言葉が耳に残る。傍らで父も確かにうなずいていたのを覚えている。 「しあわせだな」つくづく思った。 そして誓った少しでも思いに沿うようなわたしになろう。自身への小さな約束をした。 時々父を、母を思う。無口な父におしゃべ…
新着記事一覧
-
エッセイ『歌集 いのちの名』【新連載】出島 美弥子
とても仲の良い、お互いを思いやる素敵な両親。母が去り、追うように父も去った
-
エッセイ『チャレンジド人生』【新連載】佐武 博司
認知症の進行が進む妻と離れ離れの生活に・・・。施設で暮らす妻へ送るラブレター
-
ビジネス『資本家の搾取を減らす週休3日制』【新連載】賀数 誠
伊江島の沖の方から黒い塊が近づいてきた。それは船でもない。この黒い物体とは?
-
エッセイ『米国への往復きっぷ』【新連載】大橋 慶一
人生において選択が必要になった時は、自分に自信を持って前進する気構えが大事
-
実用『「老い」の秘訣』【新連載】伊勢 孝雄
人生100年時代!老後を有意義に、そしてイキイキ過ごす方法とは?模索と実践を綴る!
-
エッセイ『屋久島、そして雲ノ平へ』【新連載】小梨 里子
休日は野鳥の鳴き声テープを聞く女子高生だった…山を愛した女性の自伝的エッセイ。
-
小説『我輩は清掃人じゃ』【新連載】ホモ・サピエンス
母ちゃんの死をきっかけに、就職を決意!障害があっても、己の力で生きてゆく!
-
小説『彼のために人を焼く』【第9回】暮山 からす
空き教室で担任と話していた幼馴染。青ざめた表情の彼女は先生を睨んでいた…。
-
小説『ブッダの微笑み』【第9回】黒坂 和雄
「苦行には何の利益もなかった」ブッダは一人の娘と出会い、苦行から離れたのだった。
-
小説『刑事狩り』【第2回】人見 謙三
「必要のない刑事は排除する」県警全署の改革のため…選別が行われる【小説】
-
健康・暮らし・子育て『改めてつくる音楽の授業』【第9回】芳賀 均
音楽の授業が成立しない?音楽鑑賞指導の類型と適切な順序とは。
-
エッセイ『59才 失くした物と得た物』【第2回】有村 月
真剣な表情の看護師長から「先生からお話があります」と言われ、なんだか嫌な予感が…。
-
評論『「天に携挙されるクリスチャン」になるには』【第9回】古山 パウロ 誉主吾
「罪の赦し」はキリスト教のスタート地点。その先に待っている義務とは?
-
小説『カナダの風』【第2回】森園 初音
日本を守ろうと帰りの燃料もないまま飛び立っていった特攻隊。平和な今の日本に感謝
-
小説『モータル』【第2回】伊藤 美樹
「お父さん!」大きな目に涙がふくれ上がり、長いまつ毛を濡らした9歳の少女
-
歴史・地理『忘るべからざることども』【第9回】稲田 寿太郎
外交は譲れば譲るほど、ますます譲らされるものであることがわかる
-
小説『羊を食べ尽くした男 中国仏教衰微の日』【第12回】山亀 春久
「このままでは何時、殺されるか分からない」と皇帝に仕える宦官が起こした行動とは?
-
小説『雲海のエガミ』【第11回】こた
轟音が響き、部屋の外に煙が…。煙が晴れてきて、気づくと機関銃が向けられていた
-
小説『千恵ねえちゃん』【第10回】城 唯士
中学校への不安。「いじめてくるやつはシメてやる」でも、頼もしい兄ちゃんたちがいる
-
エッセイ『遠い夢の向こうのママ 毒親の虐待と夫のDVを越えて』【第11回】かおる
「感謝なんかしてないくせに!」母からの罵倒はもう慣れっこ。そんな中、父が…。