この時改めて悟ったのだ。人には潜在的にすごい能力が備わっていることを。しかしどうして、こういう時にその力を発揮するのだ。自由になりたい一心からか。その夜は夫と娘が付き添う。明け方まで妄想が強く、店をまた始めるとか葬式の段取りはどうなっているかと言ったり、相変わらず動き回るし点滴は抜こうとするし、自分たちが休めないので手を縛ったそうだが何度も解かれ、その集中力にはまいったとのこと。やはり潜在能力の…
新着記事一覧
-
エッセイ『嫁姑奮戦記[人気連載ピックアップ]』【第6回】大野 公子
夜中におむつに手を突っ込み、うんちまみれの姑。翌日そのことを言うと、「うち、ちゃんとトイレに行ったで」と全く覚えておらず…
-
小説『泥の中で咲け[文庫改訂版]』【第10回】松谷 美善
マッチングアプリで出会った男性と夜の11時に待ち合わせ。渡された紙コップを一気に飲み干してしまったところ、記憶がなくなり…
-
小説『店長はどこだ[人気連載ピックアップ]』【第3回】八十島 コト
渡りに船の大阪単身赴任。浮気欲が高まるも、関西弁習得と仕事に追われる日々...
-
小説『夫 失格[人気連載ピックアップ]』【第6回】時亘 一肇
目を合わせることもなく、伝えたいことを何も理解しいていない夫...母の病態が悪化しても家に帰る時間は変わらなかった
-
小説『感染症を題材とした小説の世界』【第3回】松下 美高
私が読んできた「感染小説」と19ジャンルにも分類できる「感染小説」のテーマ
-
小説『聖なる川のほとりで』【第6回】飯島 恭広
日本人男性のいる巡礼宿ダラムサラへ。一服するという「ガンジャ」を誘われて…
-
小説『巨大鯨の水飛沫 』【第5回】喜田村 星澄
飛び跳ねた巨大鯨が飛ばしたボトルメール。中に入っていたのは鯨からの手紙!?
-
エッセイ『貧乏赤裸々』【最終回】平瀬 春吉
今まで頑張ってきてよかったなーとしみじみ思える「与生」があってこそ本来の人生
-
エッセイ『知らぬが佛と知ってる佛』【第6回】丹澤 章八
二度目の癌手術、どんなに不安感情を払拭しようとも「知ってる佛」は望んだ返答を返してはくれない
-
小説『泥の中で咲け[文庫改訂版]』【第9回】松谷 美善
16才で母を亡くした。一人で生きていくために頼った見ず知らずの相手はヤバい連中だった。連れて行かれた先で見たものとは…
-
エッセイ『嫁姑奮戦記[人気連載ピックアップ]』【第5回】大野 公子
「今日は手術したらしい。一体どこの手術したのやろ。どこも悪くないのに、病院の金儲け違うか」
-
小説『店長はどこだ[人気連載ピックアップ]』【第2回】八十島 コト
ネクタイを選ぶときのように、男は女を好きになる。不倫したい妻帯者、まずはさりげないやりとりで女子社員を食事に誘う。
-
小説『夫 失格[人気連載ピックアップ]』【第5回】時亘 一肇
どんどんわけのわからない言動をする夫 御飯も食べずに「俺は犬か! 俺はゴミか!」と怒鳴る
-
エッセイ『朝陽を待ちわびて』【第6回】桜木 光一
「なぜ投身前に見つけてあげられなかったのか?」自問自答は果てしなく続き、何度も悔やんだ
-
小説『忍者風魔 ~戦国時代を生きた風魔小太郎~』【第9回】鏡本 ひろき
【歴史小説】自分の命を救ってくれた越後の武将斎藤の所にとどまることを決意。居城である赤田城に戻る
-
小説『ミネルヴァの梟』【第9回】御田 観月
成城に住む音大教授のご自宅で、ある音楽が流れていて「会長と対峙したあの日」を思い出した
-
エッセイ『ALSなんか怖くない』【第19回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】20キロ以上痩せ、自力で立てなくなった夫。無気力になった夫を心配していたが、あるテレビドラマに興味を持ちはじめ…
-
小説『白川郷―聖なるものの村―』【第20回】遊座 はるか
白川郷では塩硝造りについてオープンに語られない。それは一体なぜなのだろうか?
-
エッセイ『運命に寄り添う、そして生きる』【第25回】輪月 舟
DV夫から長男と次男の奪還計画を実行! 夫は「不法侵入の妻を捕まえてくれ」と通報
-
エッセイ『嫁姑奮戦記[人気連載ピックアップ]』【第4回】大野 公子
病院で騒ぎを起こす姑から目が離せず、二晩徹夜。ちょっと油断した隙に、点滴を抜きそこらじゅう血だらけに…