私は呆れ返りながらも憐れみながら説明をしてやる。「だから、同じ事を連呼しない。タマは猫であんたに話があるんだって、驚いたと思うけど、落ち着いて聞いてみて」落ち着き払ったタマが私にも聞こえるように話す。「俺は入尾城主水野致高様にお仕えしていた。不思議に思うだろうが致高様とは今お前に話し掛けているようにしてお話し相手になっていた。そして致高様が亡くなられた後も人間よりも寿命が長い俺は生き続け、二百年…
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