エッセイ 小説 絵本・漫画 絵本 動物 現代社会 2023.10.17 【絵本】「吠えるし、トイレも覚えないし、他の犬にすればよかったかなぁ」と言われ…。 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし 【第11回】 珠生 満ちる 「華ちゃん」という名前で呼ばれるまでの物語 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 日本中、世界中にたくさんの動物の命がある。厳しい環境で命を奪われてしまう動物もいれば、とても恵まれた環境で命を全うする動物もいる。そんな命の差をどうすべきなのか。動物の命について考えるきっかけになる、華ちゃんのおはなし。※本記事は、珠生満ちる氏の書籍『繁殖犬になった華ちゃんのおはなし』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし
エッセイ 『ある朝、突然手足が動かなくなった[人気連載ピックアップ]』 【第4回】 市川 友子 痛みから解放されたい、喉を切開して直接チューブを入れてほしいとまで思っていた。そして声も出せなくなり、その辛さは想像を超えた 【前回の記事を読む】足から始まり、喉の筋肉も動かなくなり、しだいに呼吸困難になっていった。そして、たった1日半で動かせるのは首のみになった…【28日】 この日は血漿交換は休みだが検査は続いている。2時間ごとに看護師さんや介護士さんが、私の腰に枕を挟み床ずれ対策をしてくれる。私は寝ているだけだ。【29日】私は血漿交換の説明を受け、腕に針を刺されたことは覚えているが、終わったのは記憶にない。【30日…
小説 『愛[注目連載ピックアップ]』 【第21回】 高見 純代 「僕の可愛いお嬢さん」彼は私の顔に近づき、頭を撫でた。——でも彼は「次は2か月後に会いに来て」と言い… 【前回の記事を読む】「僕らは相性がいいかもしれないな」——「ためしたら?」と言うと彼は、「僕の可愛いお嬢さん。いけない子だなぁ」と言って…私の髪は、後ろの肩甲骨の下くらいまで長かった。「どうぞ……」彼は私の顔に近づき、両手で私の髪を耳にかけたり、はずしたりし、髪を手ですいたり撫でたりした。私はジッとして、微笑んでいた。「僕の可愛いお嬢さん」そう言って、彼は私の頭を撫でた。「今日は、もうお帰り。悪…