「いや、別に……電車が走ってればどこでも見える」「地上でも地下でも?」「うーん。地下鉄は速く走っているところが見えないから、ほとんど高架を走っている電車で見る」「ふーん」鉄道男子は少し考え込む様子を見せたが、旅行雑誌を閉じると原田に言った。「聞いたことないよ。自分も見たことないし、そんな話は鉄道マニアの間で噂にもなってない」この言葉に原田は肩を落とすと「ありがとう」と言ってその場を去った。走って…
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