文子はベッドから起き上がり、看護師の手に支えられてスリッパを履き元の椅子に座った。純二郎は、必要な検査項目を目の前のパソコンに打ち込み、看護師に指示した。「早速ですが、受付に提出された人間ドックの検査報告書を拝見しました。確かに、腹部超音波検査で膵臓付近に〝しこり〟らしいものが見えると所見に書いてあります。人間ドックの検査結果を再確認するため、今日は血液検査、尿検査、腹部超音波検査を行います。明…
新着記事一覧
-
小説『氷上の蠟燭』【第9回】安達 信
腹部超音波検査で膵臓付近に〝しこり〟らしいものが見えるということで再検査をすることに…
-
評論『「学歴」で読む日本近代文学』【第18回】三浦 淳
学歴社会のはじまり?学校間での対立構造を生み出す"大学"の法的な位置づけとは…
-
エッセイ『老人ホーム施設長奮闘記』【第14回】山田 勝義
あなたは何のために老人ホームを探していますか? 施設選びは建物の構造や豪華さより「介護の安心、運営の質」が重要。ではこの「介護の安心、運営の質」とは何?
-
小説『飛燕日記』【第15回】春乃 夜永
自由とはある種の不自由だった。一から十まですべて自分でしなくてはいけない上に、成功するとはかぎらない
-
実用『鍼灸 治効原論』【第17回】遠藤 景護
不妊治療では女性側だけでなく男性側の治療が必要な場合が多い!? 女性だけでなく男性の治療も並行して行い妊娠したケースも
-
エッセイ『四国八十八カ所』【第11回】深山 無行
一人であってもひとりではない 自分自身と対話し、人生の苦楽に答えを求めてへんろは始まる
-
ビジネス『総合的な学習としてのSTEAM教育の実践』【第11回】芳賀 均,森 健一郎
既存の教科は「目標」と「内容」は示されているが「総合的な学習の時間」では学校が「目標」を定めなければならず教師側の「評価」の観点があやふやなままスタートせざるを得なかったケースも
-
エッセイ『ゼロスタート ―異国・日本での創業奮闘記―』【第21回】靳 忠效
子どもの頃体が弱く中学まではよく病気をしていた私があるお坊さんに「この子は運が強い」と言われ、本当に中学から運が強いと自覚。そして商売の運も強く「災い転じて福となす」
-
エッセイ『世の中捨てたもんじゃないよ』【第10回】山田 高司
「人生は楽しいことも辛いこともすべて自分で持っていかねばならない。」ひとりでもふたりでも人は生きている
-
エッセイ『うっかり自転車で日本一周していた』【第17回】河瀬 敏樹
「トンネルを通過したら、何と路面が乾いていて、雨もどうやら降っていないぞ」北アルプスの景色はペダルを漕ぐ足を何度も止めた
-
小説『勇者2人の最強パーティー』【第10回】有木 和人
勇者の中で呼び覚まされる「なにか」 ぶつかり合うふたつの意志は逃げること知らない
-
小説『私たちの春』【第14回】小林 とし子
「私たちの青春時代は、部活と共にあったようなものだものね」先輩たちと過ごす最後の文化祭
-
小説『恋愛配達』【第16回】氷満 圭一郎
風変りな彼女の部屋は予想に反して普通の生活空間であった。それは砂漠のような仕事場のオアシスのようだった…
-
小説『白寿の記憶』【第17回】小倉 敬子
結婚への期待感を胸に夫婦そろって新宿でランチ!同居生活への第一歩
-
小説『 ニシベツ伝記』【第23回】草野 謙次郎
「皆さん興奮気味ですなぁ。何か面白いことが分かったんですかい?」右肩上がりのグラフが示す汚染の原因
-
小説『ザ・バサラ』【第15回】加藤 達乃進
岐阜城は織田信長にとって特別な意味がある。そう思う理由とは?
-
小説『曽我兄弟より熱を込めて』【第14回】坂口 螢火
何と、トイレは鎌倉時代に発明されていた!一番衝撃なのは用を足した後。彼らがどうやって尻を拭いていたかというと…
-
小説『幸村のむすめ』【第20回】伊藤 清美
伊達政宗の忠実な家来、屋代勘解由兵衛景頼。無言のうちに振り下ろす大太刀の早業は、誰も受け止めることはできないという…
-
小説『ファミリーゲーム』【第15回】南武 和狐
「冗談と本音をわきまえたらどうなの」ふとした会話はいつの間にか言い争いに…
-
ビジネス『異文化コミュニケーションとしての外資系』【第8回】羽田 幸善
自分のキャリア・アップのために数年で転職を繰り返す「ジョブ・ホッピング」。あまり極端な人は外資系でも好まれない!?