【前回の記事を読む】「もう、あの鉄棒に触らんでおこうや。あいつらの掴んだところ、気持ち悪い」―― “みずいろ”学級の子たちを見た仲間は…リンゴが二つのった皿と三つのった皿を見せると、その子は三つのっている方が多いといえる。でも、数字だけ示して「2」と「3」とではどちらが多いのと問うと「2」と言ったり「3」と言ったりするという。数量と数字が結び付いていない。どんなことをすれば結び付くのか、サオリは…
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小説『毎度、天国飯店です』【第14回】竹村 和貢
運動会の二人三脚レース、ペアの女の子の靴には大きな赤い丸い布が。「あた」「あた」のリズムで、ゆっくりと足が動き出す
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小説『拝啓、母さん父さん[注目連載ピックアップ]』【第4回】三上 ミカン
「パパたち離婚することになったから」――気持ちが追いつかないまま、大粒の涙が頬を伝いこぼれ落ちた…私は父を愛していた
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エッセイ『孤高の歩み—虚無から創造精神へ—』【第6回】梅崎 幸吉
氷が張っている池にも平気で入ってしまう。その常軌を逸した行動に、私は感動した。彼は、今で言う知的障がい者だった。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第23回】野村 よし
妻は「散歩する」と言って立ち上がった。私たちは後ろに続いた。妻が、やせ細ってしまったように見えた。
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第4回】真秀場 弥生
仲間を裏切るように34年間勤めた職場を退職した。「仕事で死ねるなら本望」とさえ思っていたが、体は動かなくなってしまった。
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エッセイ『雨のち曇りのち、ハル!』【最終回】春野 真理
世話をしてきた鶏に爪を立てられた小学生のわたし。大人になった今、動物との気持ちの伝え方に、初めて気づけたのかもしれない
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小説『ぎんちゃんの生きとし生けるものとの対話ー里山生活編ー』【最終回】黒沢 賢成
「おいらはどうすればいいのかな。集団で生きて来たけど、野に放たれれば、優等生の伝書バトもただの鳥だよね。何の取り柄もないもの」
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小説『大王の密使』【第7回】都丸 幸泰
逃げ延びた僅かな残党の一人が、この男である。当時8歳だった彼は、館が炎に包まれて焼け落ちるのをその目で見ていた。
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評論『自然災害と大移住――前代未聞の防災プラン[注目連載ピックアップ]』【第14回】児井 正臣
自然災害の増加が、空き家問題に拍車?ハザードマップが示す地震・浸水・土砂災害の危険地域から離れたいという気持ちに。
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小説『伊豆の御社』【第7回】ほそや まこと
「ぎゃぁぁ~」凄まじい悲鳴が耳の奥に響いた。立ち上がり、その甲高い悲鳴を耳の奥に感じながら、玄関側の窓から外を覗くと…
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第2回】松村 勝正
主人の入浴介助を試みた。私もびしょ濡れになり「君も風呂に入れば」と言われたが、少しでも自分の裸を主人に見られたくなくて…
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歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第7回】田中 善積
「天皇には権力がなかった」――653年、孝徳天皇は中大兄による遷都に反対し、旧都に残った。この行動は…
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小説『薄紅色のいのちを抱いて』【第22回】野元 正
〈菩提樹のある町を守ろう! 神が宿る〝神木〟を守ろう!〉をスローガンに署名活動を決意
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小説『拝啓、母さん父さん[注目連載ピックアップ]』【第3回】三上 ミカン
ある夜、叫び声とともに大きな物音がして様子を伺うと怒り狂った父が二階の窓から兄の勉強道具を投げ捨てていて…
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エッセイ『還暦の留学生』【最終回】松木 梯
賃貸契約中に家賃が年間50万円も値上げ!条件をのむと…さらに20万円!? そのワケとは
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第22回】野村 よし
元気な声を期待して「どう?」と声を掛けると、妻はわずかに首を振って「すべて吐いた」と言った。点滴も再び装着されていて…
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第3回】真秀場 弥生
この現実は泣こうが喚わめこうが受け入れていくしか仕方がないことだ。関大徹の言葉が眠れぬ夜を変えた。
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歴史・地理『アイスランド、元大使が綴る意外な素顔とその魅力』【第7回】北川 靖彦
北緯66度33分以北の地域で「北極圏の国」と言われているアイスランド。グリムセイ島は「北極圏到達証明書」を求めて観光客が増加中
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小説『ぽろもきの冒険』【第7回】エゾノ はやと
彼は私がおじいさんのところへ行けるように一緒に働いてくれる。しかし、私は手紙が届いたことが言い出せずにいた。なぜなら…
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小説『ツワブキの咲く場所』【第7回】雨宮 福一
父と母の出会いのきっかけを妹にどう伝えるか悩み…そんな私のところへやってきたのは親友の「永ちゃん」だった