高級ワインに憧れながらセカンド・ラベルやサード・ラベルを
レ・ディフェーゼ
イタリア/トスカーナルチェンテ
イタリア/トスカーナ
鶴見でモエ・エ・シャンドンを飲んで以来、白ワインにも手を出し、順調にワインの沼にハマってきましたが、まだ赤ワインには手を出していませんでした。
「いずれ赤ワインにも手を出すだろうな」と漠然と思っていたとき「スーパー・タスカン」という言葉に出会います。
意味は分からないながらも、強そうだな、と気になっていました。
ある日、雅子さんと一緒に都内のイタリアン・レストランを訪れたときのこと。そこのスペシャリテである牛肉のタリアータをオーダーしました。
タリアータは牛肉を薄く切ってパルミジャーノ・チーズを削ってふりかけ、野菜を添えるシンプルな料理です。
これにイタリアの赤ワインを合わせたら、どうなるだろうと思いました。赤ワインを料理と合わせるのは初めての体験です。
ソムリエは、セラーから1本の赤を持ってきました。白いラベルには、3匹の猟犬がイノシシを追いかけている絵が描いてあります。
ワインの銘醸地、トスカーナ州のワイン、レ・ディフェーゼでした。
ソムリエによると、ワインに関してイタリア人は、フランスに強烈なライバル心を持っているそうです。
そのため、イタリアでフランス産のブドウを使ってワインを造ると「裏切り者」扱い。どれだけ美味しいワインができたとしても、フランス産のブドウが混じっているというだけで格付けは最下位になってしまうのだとか。
そんななか、フランスのブドウ品種、カベルネ・ソーヴィニヨンとイタリアの品種、サンジョヴェーゼをブレンドして造られたサッシカイアだけは別格です。
サッシカイアは、イタリア国内では「裏切り者」として扱われながら、イタリア国外では高い評価を受けたのです。
実は、ワイン界の帝王的評論家、ロバート・パーカー氏が初めて100点満点をつけたイタリア・ワインがサッシカイアなのだとか。
古風なトスカーナの赤ワインを超えた「勢いのあるニュー・フェイス」という意味を込めて、こうしたワインを「スーパー・タスカン」と呼ぶそうです。
「スーパー・タスカン」、やっぱり強者でした。
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