1日1〜2食、糖質ゼロ(ゼロとは糖質5g、20kcal未満)は、覚悟が決まっている1型糖尿病、がん、ホモサピエンス(現生人類)全てに有用です。
しかし、相当覚悟が決まっていないとできません。簡単にはできません。深い医学的・生化学的・人類進化と栄養学の知識を必要としますが、絶対的効果があります。おそらく日本全国で1000人ぐらいの人が行っていると思われます(10万人に1人)。
そこで、1日2食(糖質12〜33%)が提唱されます。それなりに覚悟は決まっていますが、現代文明に浸っている肥満・糖尿病を中心とした生活習慣病、動脈硬化症、認知症、その他多くの疾患が適用です。
これを実行するにも、それなりの覚悟としっかりした医学的・生化学的・人類進化と栄養学の知識を必要とします。
より可能であれば糖質12〜20%が良いでしょう。相対的ですが絶大な効果があります。2食であれば、おそらく全国で10万人の方が行っていると思われます(1000人に1人)。そして1日3食であれば100万人(100人に一人)の方が行っていると推察されます。
このどちらかと、1日に1時間ウオーキングで95%の病気は快方に向かいます。さらに、軽量柔軟構造・テンセグリティー構造の身体を作ります。
約600個の筋肉で200個の関節をバラバラに動かせるしなやかな身体です。整形外科医ならではの視点です。他の科(整形外科医以外)ではこの考え方は出てきません。
尚、運動とは、心臓から全身に血液を放出して戻すことで、筋肉を鍛えると言うよりは、血管豊富な筋肉を通して全身の血管の内皮細胞を調整することです。
さらには全身のミトコンドリア(60兆個 ×1000)を鍛えることが健康維持のためには「必須」です。
変形性膝関節症、腰部脊柱管狭窄症などの整形外科的疾患の背景には肥満が大きく関与しています。このフィロソフィーは未だ全国で広がっていません。宇宙の真理に迫るフィロソフィーです。「ちょいメタが良い」との主張は誤った考え方です。
わかっちゃいるけど止められない。現代文明人は糖質の海で溺れている状態です。
現代の栄養学では糖質を摂ることを「良」としています。しかし、糖質を摂ると血管内は糖質であふれ、糖質の海・火の海となります。
ホメオスターシス、すなわち外部の環境に関わらず、一定の状態を保とうとする調整機能が働きます。
そして、インスリンが放出され血糖値は下がりますが、繰り返されるとインスリンを出す膵臓は疲弊します。そして糖尿病となります。肥満も同様です。
また最近では、「細胞競合」という概念が明らかとなっています。
細胞集団の中に性質や状態がわずかに異なる細胞が生まれた際、細胞間の相互作用を介して異質な細胞が積極的に排除される現象が存在することがわかってきました。
例えば単独では生存できる「やや異質な」細胞が、正常細胞と共存した場合に集団から競合的に排除される現象で、これにより様々な細胞集団の構造・機能が最適化されることが明らかになりつつあります。
細胞競合は、がんのもとになる変異細胞を排除することでがんの発生を抑制したり、生体内の不良細胞を除去することで老化を抑制したりするような役割をもつと考えられています。
また、高インスリン血症の状態ではmTOR-S6活性は上昇しタンパク質合成能力は正常細胞よりも高くなり、細胞死を起こさなくなります。
このため、高インスリン血症の状態になると、細胞競合は起こり難く、極性崩壊細胞はがん化します。
以上の結果から、高インスリン血症を起こした糖尿病患者や肥満の人は、がんになり易くなるということです。
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