今では金網フェンスに囲まれているこのいぶき山の丘の南側に3本、北側に6本の疎林を形成しているにすぎない。推定樹齢は400年くらいという。車で着いたばかりのサーファーは、いぶき山の前でウェットスーツに着替えていた。

波と追いかけっこする鳥たち
伊師浜海岸は鵜の岬で終わる。断崖の上には国民宿舎の大きな建物があり、崖の上を巡る散策コースが造られている。
「崖崩れ注意」と「立ち入り禁止」の看板がやたらに目に付く。あまりに多すぎる看板は興をそがれる。
この散策コースを抜けると無心に鍬をふるう人がいる野菜畑になる。海風の影響で作物にはよくないだろうが、こういう海のそばにある景色のよいところでの野外作業は気分がよさそうにみえる。