エッセイ 犬 エッセイ 写真集 2025.07.17 あの大震災以来、地震にすっかり敏感になったクッキー。テレビから流れる緊急地震速報の音の意味すら理解できるように―― 次回更新は7月22日(火)、18時の予定です。 👉『明日も一緒よ、クッキー』連載記事一覧はこちら 【イチオシ記事】一通のショートメール…45年前の初恋の人からだった。彼は私にとって初めての「男」で、そして、37年前に私を捨てた人だ 【注目記事】あの臭いは人間の腐った臭いで、自分は何日も死体の隣に寝ていた。隣家の換気口から異臭がし、管理会社に連絡すると...
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第68回】 鈴木 恋奈 彼の父親と私の母が不倫。親族双方殴り合いの大事件になった。だが、彼の母親は「慰謝料は要らないから」とだけ言って姿を消し… 【前回の記事を読む】彼にピアスが増えたら、私は自分の耳にも印をつけて、ニードルを取り出す…「痛い痛い!」それでも彼とお揃いがよかった私たちは新潟県の外れにある小さな町で育った。私は、ボロボロのアパートで生まれた。母親の稼ぎが少なく、泣く泣く住んでいた。幼少期に千春がそのアパートの隣の部屋に引っ越してきたのだ。千春の母親の後ろに隠れる彼の光る涙は私の心を潤した。今でも鮮明に思い出せる。彼の目は女の…
小説 『克己』 【第8回】 河﨑 浩 下着一枚に近い小袖姿…無防備な彼女を白昼堂々求めてしまった。だが彼女は何ら抵抗なく受け入れ… 【前回の記事を読む】大宰府は秋を迎えた。源高明は職責で最善を尽くす一方で、都の文化への違和感を思う彼は、元の主である藤原実頼の太刀よりも、こちらの出来に注力していた。故に彼は、娘に山から良質の砂鉄をもう少し集めてくるように命令をしていた。この作業には、炭の原料となる木材を運ぶ為の郎党を引き連れていく必要はなく、砂鉄の選別を任せられる確かな目を持つ人物。即ち我が娘だけ、が、いれば良い作業であった。…