【前回の記事を読む】2013年正月。新しく生まれ変わった東京駅舎を見た。駅舎を眺めては撮影しようとする人で溢れ、すっかりここは観光スポットに
パンくず 2013年2月27日 クッキー6才0か月
ところが、ある日、ボール遊びをしている1組のファミリーだけだったので、クッキーも入口付近でチョット遊んでいました。
ほどなく、ファミリーが引き上げたので、クッキー一家が芝地の中央方向へ入っていくと、7、8m範囲に、何かたくさん落ちてる。ちぎったパンらしい。早くもクッキーが関心を示してチェックに行こうとするけど、パンの素性や、ばらまいた(?)意図もわからなくて、気持ちが悪いので、他の場所へ移動しました。
しばらく遊んで、帰りにその枯芝地を通りかかると、10羽ほどのムクドリが熱心に地面をつついている。あのパンです。文字どおりの跳び蹴りで、奪い合ったりもしている。
そこに、ハクセキレイのペアが乱入して数羽のムクドリを蹴散らしてパンを確保。(ヘー、セキレイの方が強いんだ?! ムクドリって、カラスの弟分みたいで強そうだけどねー)
ふと芝地の奥の方に目をやると、色味の違う小さな鳥が……。フォーカスしてみると……、モズくん!!
大きな兄貴たちを横目に、しっかりパンと取り組んでいる。さすがに、警戒しているのか、早々に切り上げてフェンスの上に戻り、兄貴たちのにぎやかなディナーを眺めていました。
今年も、同じ場所でモズくんと会えたことは、とてもラッキー。この緑地帯でたっぷり食べて、しっかり栄養をつけてね。
翌日、遠目に見る限り、その枯芝地にパンのかけらは見あたりませんでした。でも、くずでも残っているのでしょうか。一番奥まったフェンス際に、数羽のムクドリが集まっていました。そして、1羽のツグミちゃんの姿もありました。
今回のパンの件では、思いがけず興味深い光景を見せてもらいました。だけど、やっぱり、チョット不安ですね。
大きなちぎり具合からすると、鳥に与える目的ではなかったようですが、何か別の目的で置いたのだったら、帰りにはちゃんと片づけてほしかった。
その後、モズくんにも、何回か出会いました。仲間もいる様子。可愛い鳥たちとの出会いは、この時期限りの嬉しいプレゼントです。