13.継続は力なり
たゆまずくじけず続けているといずれは大成する。2016年10月
友人たちが年一回芝居公演をやっている。明治座アカデミー第1回卒業生が中心となって作った「芸能サポートネットワーク 善の快(いいのかい)」。
芝居の勉強をした仲間で、老人ホーム慰問のボランティアを続けていたが、NPO法人化したのをきっかけに芝居公演を始めた。それがもう11回を数える。
毎年10月から12月の間に年1回の公演をやる。今年は10月末。このところ1日2公演を2日間というのが定着している。友人夫妻はグアムや女満別にいた時も必ずこの公演の時には東京に帰ってきてやっていた。
江戸の人情ものやコメディをやる。今年は『一心太助』。シニアコース出身者だから、メインキャストは50代、60代、70代の方々。芝居への情熱はなみなみならぬもので、皆さん仕事のかたわら稽古を続けて舞台に立たれている。
素人ながらプロ顔負けの芝居をする人もいる。皆の息も合ってきた。衣裳や小道具や音響にも凝っている。なかなか見ごたえのある舞台である。
私は2回目から毎年手伝いで参加している。受付でのチケット販売が主だが、足りない物の調達、コピー、弁当配り、片付け、影アナウンス(開演前や休憩、終演の案内アナウンス)などいろいろなことをやり、舞台裏を楽しませてもらっている。
受付方法やお客さまの誘導など回を重ねると私の作業も要領を得てきた。「年々良くなっている」「去年よりも面白かった」と、ご来場の方々からも好評を得ているこの公演。
継続は力なり。