小説 ファンタジー小説 仲間 平和 2024.07.24 幼さが消えて少年になる頃に両親の元に返されたぽろもき。それは悲しい時間の幕開けだった 【前回の記事を読む】“別な地球”の住民が全てエリート階級である大都会島で生まれた「ぽろもき」。1歳で上位様と呼ばれる特別な権力を持った家庭に望まれて預けられるようになったものの、それは孤独な日々の始まりだった 【イチオシ記事】「気がつくべきだった」アプリで知り合った男を信じた結果… 【注目記事】四十歳を過ぎてもマイホームも持たない団地妻になっているとは思わなかった…想像していたのは左ハンドルの高級車に乗って名門小学校に子供を送り迎えしている自分だった
エッセイ 『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』 【第17回】 山口 ゆり子 「取り返しのつかない事になる」と分かりながら、妻の姉をソファに横たえ…抵抗は無い。獣のように交わる音が妻の眠る家に響いた。 【前回記事を読む】こみ上げてくるものに耐えられず、妻の寝ている自宅で、妻の姉と…気づくと身体に抱き着き、声をあげて泣いていた。静かに抱きしめ返してくる亜希子の背中をさすりながら、春彦は郁子とよく似た亜希子の温かさが二年の間にうらぶれた心をほぐしていくのを感じていた。あの日、同じように郁子を抱きしめられていたのなら、という思いと、もはや悲しみを共にする同士である亜希子が、どうしても春彦の脳裏で交錯…
小説 『哀瞳のレムリア[注目連載ピックアップ]』 【第6回】 岩下 光由記 WW2末期、野営地で最愛の妻が死亡。「人種差別と戦う必要のない国に生まれ変わって結婚しよう」と囁いた将軍は、その直後―― 【前回の記事を読む】抵抗した人々に対し、アメリカは残虐の限りを尽くした…この戦争で約60万人が虐殺された。白人からみれば、黄色人種は人間ではなかったしかしリカルテは、『わたしは、アメリカとの戦争で降伏していない唯一の将軍です。わたしが母国に踏みとどまらなければ、この国の未来が失われます。最後の一人になるまでわたしはアメリカと戦います』とそれを断ります。1945年4月、山中の野営地の中で、アゲタ夫…