小説 ファンタジー小説 仲間 平和 2024.07.24 幼さが消えて少年になる頃に両親の元に返されたぽろもき。それは悲しい時間の幕開けだった 【前回の記事を読む】“別な地球”の住民が全てエリート階級である大都会島で生まれた「ぽろもき」。1歳で上位様と呼ばれる特別な権力を持った家庭に望まれて預けられるようになったものの、それは孤独な日々の始まりだった 【イチオシ記事】「気がつくべきだった」アプリで知り合った男を信じた結果… 【注目記事】四十歳を過ぎてもマイホームも持たない団地妻になっているとは思わなかった…想像していたのは左ハンドルの高級車に乗って名門小学校に子供を送り迎えしている自分だった
エッセイ 『炎の職人』 【新連載】 桂 敏明 大学を中退し、親の金で生きていた22歳…ある日、新聞の「3行広告」に釣られて電話を掛けてしまった。「今から来られますか?」と呼び出され… 二十二歳の時、偶然目にした新聞広告に導かれてバイオリン職人を目指し、文京区にある弦楽器専門店で十年余りの修業後、独立し杉並区西荻窪に自分の工房を開きました。幸いお客様や弟子にも恵まれ、今まで職人として工房を続けることができています。六十六歳になって心臓の手術を受け、直後に脳梗塞を発症し、障がい者となった時、これまでバイオリンと共に歩んできた年月を、改めて自分の言葉で振り返ってみたい――そう思った…
小説 『晋作に銭を持たすな』 【第8回】 原 雄治 なぜ晋作は、結婚していながら長崎の色町で出会った青い目の芸伎に心を奪われたのか――? 【前回記事を読む】1840年から1842年にかけて行われたアヘン戦争。英国は世界最大と呼ばれたアームストロング大砲で皇帝の住む紫禁城を……その後五六年から六〇年の第二次阿片戦争(アロー号事件)も英国に仕組まれ、フランスが相乗りした。若い皇帝は紫禁城からは見えない天津の軍艦から打ち込まれた大砲と聞き、一瞬にして戦意を喪失した。清国はここでも惨敗し、英国が清国人を海外に売る権利苦力(クーリー)貿易を…