【前回の記事を読む】潮を読み、帳面を開き、親子で語らう――花房藩・釣り役の家に満ちる団欒のあかり「お台所お借りします。スズキを切り分けなきゃいけません。ええ、でも鯛の事はお粂さんには言ってませんから」一人喋りながら台所に向かう太平の後ろ姿に、昨夜の五月の言葉が思いだされた。「太平さんて少し変ってるんです。思った事が直ぐに口に出てしまうんです」「おやまあ」「うむ」会ったその日にその事は分かっている…
釣りの記事一覧
タグ「釣り」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『花房藩釣り役 天下太平』【第5回】石原 しゅん
寝込んでいる彼女が体を起こして、近くまで来てくれた。「ごめんなさい、お邪魔ですか?」嬉しくないはずもなく…
-
小説『花房藩釣り役 天下太平 五月の恋の吹きながし』【第4回】石原 しゅん
「あ、あの竹。竿になりたがってます!」飛び上がって、壁に立てかけられた何十本かの竹のうち一本を手にすると…
-
小説『花房藩釣り役 天下太平』【第4回】石原 しゅん
潮を読み、帳面を開き、親子で語らう――花房藩・釣り役の家に満ちる団欒のあかり
-
小説『花房藩釣り役 天下太平 五月の恋の吹きながし』【第3回】石原 しゅん
和竿の歴史と竿師の誕生! 平安の貴族の遊びから江戸の競技釣り、輸出品となった匠の技まで
-
小説『花房藩釣り役 天下太平』【第3回】石原 しゅん
網元の助言に揺れる太平の心、鯛を追うかスズキを狙うか船上で交わる思惑
-
小説『花房藩釣り役 天下太平 五月の恋の吹きながし』【第2回】石原 しゅん
黒鯛は冬は暖い深場で過ごすが春となり、水温が上がるとともに浅場に移り、産卵に向けての荒喰いを始める。それが乗っ込みだ
-
小説『花房藩釣り役 天下太平』【第2回】石原 しゅん
房州で覚えた「鯛のしゃくり釣り」。半月にしなった竿にかかったのは…
-
小説『花房藩釣り役 天下太平 五月の恋の吹きながし』【新連載】石原 しゅん
「天下太平日々是れ好日、世はなべて事もなし」 天賀太平二十三歳、若き侍。その手に持つのはもちろん刀…ではなく釣り竿!?
-
小説『花房藩釣り役 天下太平』【新連載】石原 しゅん
身分は歴とした武士だ。もっとも、釣りと料理をこよなく愛する本人にその自覚はない。
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【最終回】朕茂 短竿
「世を忍んで日陰の身」という奥ゆかしい言葉は死語に近い
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第25回】朕茂 短竿
若いうちはオス→メス→オスと性が変わる「シロチョウガイ」
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第24回】朕茂 短竿
「昔から、薬屋のオヤジは禿頭と決まっている」
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第23回】朕茂 短竿
我ら釣り仲間の話は予想もしないところから大飛躍をする
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第22回】朕茂 短竿
「少女クジラではあるまいか」…我輩はいたく感動した
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第21回】朕茂 短竿
やがて薬も効かなくなり、男は矛を収める時が来る。
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第20回】朕茂 短竿
ナンパを指す言葉「陸釣り」は、釣り愛好家としては遺憾だ
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第19回】朕茂 短竿
「よーし、よくやった」獣医が種オスをねぎらった。
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第18回】朕茂 短竿
女は間違いなく強くなった、いや、強くなり過ぎておる。
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第17回】朕茂 短竿
昔の人が「イモリの黒焼き」を考えついた理由とは?
-
エッセイ『お色気釣随筆 色は匂えど釣りぬるを』【第16回】朕茂 短竿
子どもたちに不人気のイモリ。その呼び名は「イモーラン」
- 1
- 2