善は急げ。早速新たな物件をいくつか紹介してもらい、そのうちの一つを気に入った。前回のように新しい建物ではないが、なかなかよさそうな物件である。事前に確認した相手の好みを参考に、身なりを整えて迎えた見学当日。失礼のないよう、そして少しでもいい印象を与えられるように細心の注意を払う。前回と比べるとランクはやや下がった感じはあるものの、気になる欠点も見受けられず、よい物件だった。俺は最後の最後まで気を…
色の記事一覧
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小説『インスタント・ストーリーズ』【最終回】紀伊 みたこ
入居したての家では、盛大に屁をこくこともはばかられる。
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第15回】紀伊 みたこ
物件探しの未来。求められるのは、借り主と家の双方の気持ちの合意。
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第14回】紀伊 みたこ
ボクの仕事は、いわゆる肉体労働と呼ばれるものだ。
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第13回】紀伊 みたこ
結婚を選ばず、母と同居の道を選んだ自分。積み重ねてきた人生は財産だと思える。
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第12回】紀伊 みたこ
選ばなかった方の人生のシナリオの先には何があったのか......ドキドキしながらページをめくる。
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第11回】紀伊 みたこ
母の遺品整理中に見つけた一冊の本。そこには誰にも話したことがない思い出が綴られていて......
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第10回】紀伊 みたこ
自販機で必ず当たりが出る男。いつの間にか、当たることこそが日課になっていた。
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第9回】紀伊 みたこ
もしかしたら見間違いかもしれないと、願望に近い考えが頭をよぎる。
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第8回】紀伊 みたこ
「だーるーまーさんが、こーろーんだ!」誰もいない廊下でひとり、恐怖でいっぱいになる
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第7回】紀伊 みたこ
ある朝物音が聞こえて目覚めると「おはよう」とキッチンに立ち、にこやかに挨拶をする夫が立っていて…
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第6回】紀伊 みたこ
知らない番号からの電話にでるとカスタマーセンターのお姉さんで先日の夫は実は…
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第5回】紀伊 みたこ
結婚して十五年、夫婦の会話がめっきり減り生返事しかしない夫が…
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第4回】紀伊 みたこ
「あなたは地獄行き確定です」突然現れた男は「死者の使い」!?
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第3回】紀伊 みたこ
デコボコした地面を掘る穴掘り屋。実はその穴は人生の…
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小説『インスタント・ストーリーズ』【第2回】紀伊 みたこ
父親から重みのある声で「話しておかなければならないことがあるんだ」と言われ…。
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小説『インスタント・ストーリーズ』【新連載】紀伊 みたこ
ある日突然、身の回りにある「色」が消え始めるという異変が…。