バーテンダーに注文したドライ・マティーニ入りのグラスを携えて進むと、装飾的なデザインの銘版がその開口部の上枠に取り付けられている。《男爵のサロン》と書かれていたのだが、カジノに縁のある、爵位を持つ人物を記念するメモリアル・ルームのようである。足を踏み入れると、そこは高い天井を持つ正方形の部屋だった。白い石膏塗りで仕上げられた天井の中央には、不釣合と思えるほど大きいクリスタル・ガラスのシャンデリア…
歴史の記事一覧
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第21回】阿佐見 昭彦
「この絵は…」宗像はマティーニのグラスを落としそうになった
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人生論『神からの自立』【第11回】岡本 浩作
科学にとって「反証される」ことが進歩に欠かせない原動力
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小説『花を、慕う』【第53回】堀田 冀陸
思わずぎょっとする。客が顔を覆っていた白布をはずすと…
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第20回】阿佐見 昭彦
華麗な夜の社交場を期待していたカジノは開店休業状態だった
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俳句・短歌『歌集 風音』【第12回】松下 正樹
歌集「風音」より三首
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小説『花を、慕う』【第52回】堀田 冀陸
自分を殺すのだ。殺して、殺して、日々の生を拾うのだ。
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第19回】阿佐見 昭彦
カジノ…そこには凝縮された人生のドラマがあるはずだ
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小説『花を、慕う』【第51回】堀田 冀陸
気軽に本音も話せない…ふともらした一言が命とりに
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人生論『神からの自立』【第10回】岡本 浩作
哲学説は未だ偽とは判明していないがゆえに生き残っている
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第18回】阿佐見 昭彦
バーで飲んでいた記憶はあるが…かなりの深酒をしてしまった
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人生論『神からの自立』【第9回】岡本 浩作
道徳法則は普遍でも不変でもなく、移ろい行くものである
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小説『花を、慕う』【第50回】堀田 冀陸
娘は一心不乱に食べ続け…「おかわり!」どんぶりを差し出す
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第17回】阿佐見 昭彦
後継者も作らず四半世紀、財団を取り仕切ってきた男
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第16回】阿佐見 昭彦
画家フェラーラとその絵をたどる奇妙な旅になる予感…
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俳句・短歌『歌集 風音』【第11回】松下 正樹
歌集「風音」より三首
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小説『花を、慕う』【第49回】堀田 冀陸
「おじさん湯麵(しるそば)ちょうだい」若い宦官と思いきや…
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小説『花を、慕う』【第48回】堀田 冀陸
異国から商人が到着すると市場はいろめき立つ…彼らは上客だ
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人生論『神からの自立』【第8回】岡本 浩作
知るべきことがある悩み、すなわち喜び・楽しみはつきない
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第15回】阿佐見 昭彦
“運命の女=ファム・ファタル”の介在が不可欠
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人生論『神からの自立』【第7回】岡本 浩作
我々人間が定義した「全知全能にして完全な系」としての神