俳句・短歌 歴史・地理 歌集 歴史 2020.09.02 歌集「風音」より三首 歌集 風音 【第5回】 松下 正樹 何気ない日常にある幸せを探しに。 優しい風を運ぶ短歌集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 蝶が舞う蜂がぶんぶんすれ違う 春らんまんの菜の花の庭 日もすがら春の嵐に湧きたちて 揉みあふ若葉 里山ゆする 吹きとほす一日無頼の春嵐 マンション・ベランダに干し物見えず
小説 『哀瞳のレムリア[注目連載ピックアップ]』 【最終回】 岩下 光由記 パラオの国旗は、なぜ日の丸に似ているのか? 丸を“わざと”中心からずらした理由とは。現地で聞いた「日本への想い」に言葉を失った―― 【前回の記事を読む】スポーツに熱くなれることは、平和の証だ。頬を日の丸に塗り、国旗を振って〝ニッポン、ニッポン〟と叫ぶ若者たち…彼らを見て涙するのは……「わたしたちの身近な祖先たちはいつも言っていた。日本統治時代だけは幸せだった、日本の皆さんとやった運動会、パン食い競争は楽しかった、最高の思い出だったとね。やがて日本がアメリカと戦争を始めた。このパラオにもアメリカ軍が迫ってくることになったとき、…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第191回】 順菜 「ね、不倫じゃないよねえ?」31歳でエリートの旦那と結婚した親友から考えてもみなかったことを言われた 【前回記事を読む】安物で囲まれた我が家に帰り、家事をしていたら夢から覚めたような気もした。しかし夢ではない証に、携帯を手放せなかった「紫!」待ち合わせのカフェに先に来ていた友人は、快活に手を振った。大学時代から続いている唯一の親友だ。「絵美子、お待たせ」席に着き、注文を済ませると早速バッグからお土産を取り出した。「これ、仙台土産よ」絵美子はじっと紫を見つめながら受け取った。「楽しかったみたいね?…