【前回の記事を読む】小さい頃、川や田んぼでよく遊んでいた…ある日、虫に酷く刺された傷口に「ヒル」を近づけて、血を吸わせて……黄色い花粉で周辺が黄色くなる時期、杉の実(雄花)も肥えてくる。この熟した形(なり)のいい実を弾として、「杉鉄砲」が流行った。「止まれ! 撃つぞ!」と言って相手に向けて撃つ。ブチッ(ポン)!と音をたてて弾が飛び出る。小さな竹筒の先からは杉の実の飛沫が煙のように上っていた。やっ…
昭和の記事一覧
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小説『この子ばっかしゃ』【最終回】石田 哲彌
「止まれ! 撃つぞ!」杉の実を弾にして撃ち合った少年たち。弾が尽きると、口の中から一粒ずつ取り出した
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エッセイ『昭和の子――12歳の自分史』【第9回】服部 真
名古屋人の嫁入りは派手だという…結婚式後、婿の実家に届いた花嫁道具…トラックの荷台を見た婿家族は、あまりの光景に言葉を失った
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小説『無頼漢日記』【第6回】羽鳥 裕一
目標に届かず苦しんでいた新人時代…上司は黙って取引先を回ってくれていた。私がそれを初めて知ったのは……
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エッセイ『観音裏物語』【新連載】木村 千翔
子ども時代の父は重い石を背負い、山道を何度も往復した…盗まれないよう名前まで書いたが、休憩中、その石は誰かに持ち去られていて……
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小説『東洋のカサノヴァと呼ばれた男』【第2回】前田 一郎
トラックに踏まれても壊れず、防水仕様で椅子にも枕にもなった…当時のビジネスマンが「忍者アイテム」と呼んだ必携品とは
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小説『ぼくとマンゴとエルマーノ』【第11回】マイク 峯
通学中に突然ガツン!と衝撃が…次の瞬間、道路に叩きつけられた。うずくまる僕を見て、同級生がケタケタと大笑いし始めて…
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エッセイ『おふくろの品格』【第8回】奥井 栄一
「ここに住むことになるのよ」…深夜の仙台駅を見つめて、母はぽつりとこぼした。その言葉が何を意味するのか、私はまだ知らず……
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小説『霧は、アンダンテで流れ行く』【第8回】余語 眞二
地下たまり場でいつも現金入り封筒を渡してくる男…金額の多さに違和感を覚えた頃、冊子を渡された。「爆弾の製造方法」だった。
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小説『仁・二人の母と祖母のこと』【第2回】浦野 とと
「ここには居られない」幼い息子は母や姉妹を残し、たったひとりで電車に乗って家を出た
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小説『この子ばっかしゃ』【第8回】石田 哲彌
小さい頃、川や田んぼでよく遊んでいた…ある日、虫に酷く刺された傷口に「ヒル」を近づけて、血を吸わせて……
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エッセイ『昭和の子――12歳の自分史』【第8回】服部 真
母に犯罪を強要された…「レジで未会計の商品がある」と店員に伝えた僕を、肘でどつき「気づかない方が悪い」と叱りつけて……
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小説『無頼漢日記』【第5回】羽鳥 裕一
平行線だった保険契約の話がすんなり決まった。勝因は、パチンコの景品で仕入れた「ハイライト」5箱を…
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小説『東洋のカサノヴァと呼ばれた男』【新連載】前田 一郎
駐在7カ月でタイ語を習得…その勉強方法は、現地のナイトクラブの『個人レッスン』で夜を満喫したことで…
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小説『ぼくとマンゴとエルマーノ』【第10回】マイク 峯
ドミニカ共和国でもらった“入学許可証”は、真っ赤なハイヒールの女教師からの“ある行為”だった。男の人と女の人がするような…
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エッセイ『おふくろの品格』【第7回】奥井 栄一
1年もアメリカ留学していた夫が、今度は1人で勝手に世界一周旅行へ行った。息子は作文で「世界一周してみたい」と…
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小説『霧は、アンダンテで流れ行く』【第7回】余語 眞二
直後、轟音がした。機動隊が学生排除活動を始めたのだ。助教授たちが泣きながら、立て籠り学生たちを窓から放り出して…
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小説『仁・二人の母と祖母のこと』【新連載】浦野 とと
1945年春の電報を最後に父は帰らなかった。母は4歳の息子に何度も「おとうちゃまの夢、見なかった?」と尋ね…
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小説『この子ばっかしゃ』【第7回】石田 哲彌
割り算は「平等」らしい。でも自分の周りで見たことない。だから算数の「割り算」は特殊で、現実の話じゃない……
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エッセイ『昭和の子――12歳の自分史』【第7回】服部 真
台所でお菓子を食べていると、ビニールのよだれかけを首に巻いた見知らぬ男性がぬっと現われ、「お便所はどこ?」と聞いてきて……
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小説『無頼漢日記』【第4回】羽鳥 裕一
夏の暑い日のドブ板営業…「キャンペーンなんておたくの会社の勝手な都合だろ」と門前払いされてしまい…