【前回の記事を読む】割り算は「平等」らしい。でも自分の周りで見たことない。だから算数の「割り算」は特殊で、現実の話じゃない……
第七話 遊びに忙しい
[4]グラウンドや空き地
とび(走り)競争・はりつけ・飛行機(プロペラ)・グライダー・タコあげ、竹とんぼ・竹馬・缶足駄・天狗(一本足駄)・凧揚げ・縄跳び・片足とび・けんけん・野球:多くは田んぼが球場であった。球は糸を巻いたもので、泥の中に入った球を捕る時は、びしゃっ!と泥が飛び散るので、顔をそむけて捕った。
[5]川
水泳(ジャッポンポ):褌をはいて泳いだ(当時、水泳用に黒い褌が市販されていた)。
魚捕り:釣り・箱眼鏡を作ってヤスで突く。やな(仕掛け)・捩じり(手で岩陰に隠れて逃れた魚を直接掴む)・投網など。いかだづくり(小竹を編んで作る)。模型の船:輪ゴムでスクリューを回す。
七日盆の石積み:その後、乱立している石の塔に向かって投げ、どのくらい塔を倒したかを競争する(賽の河原の鬼になる)。
石投:平たい石を投げて何回浮いたかを競争(1こん・2こん)する。
川遊びの帰りにはかならず枯れた川木を拾って帰り、焚き物にした。
[6]町探険:江筋探険・露地探険
町中を走る江筋をたどり、探険する。大道をつなぐ露地を探険。これで町の隅々までが頭に入った。
[7]田圃・江川
いなご・どじょう捕り(江川の幅に合わせた独特の網を用いた)。
どじょう捕りのあとは必ず豆腐を買って帰った。びんのじ(たにし)は捕ったが食べなかった。なお、足の虫刺されなどは、蛭をつけて血を吸わせた。
[8]山
山登り・ハイキングなど。
春:山菜採り 秋:栗拾い・杉っ葉拾い・山の実(果実)採りなど。
冬:兎追い(勢子(せこ)をやらせられた)。
遊び:ターザンごっこ・木渡り(枝渡り)・薮(やぶ)こぎ。
[9]畑
いちご狩り(桑いちご)など。
[10]冬
スキー:普通のスキーのほかにスキー板を作って滑った。竹スキーには一本スキーと細い竹を何本か並べた平たいスキーがあった。いずれも熱いお湯で先端を曲げて、普通のスキーのようにし、紐をつけて滑った。
そり:約1mほどの短いスキー板を2本並べその上に箱を付る。雪道を荷物を運ぶのに用いた。子供の遊び用にスキーを前後に分けて、前をハンドルにして自由自在に曲がれるように改良したものや、後ろに手押し車のように手押し用のハンドルを付けたものもある。