4 マユミの嘘泣き「おまはん、いったいこんな時間までなんしょうったんで」母は荒げた声で夫に食ってかかりました。「志乃はんの恨みが聞こえんのんか。このアホたんが。高はんと毎晩毎晩遊び呆(ほう)けくさって。たいがいならええわ」抑えに抑えてきた母の怒りが爆発します。「ほれと農協から振り込まれた乳の銭はどこいやったん。瓜の銭はいつ入ってくるん。今日も農協の課長はんに、山野はん、早う塩代入れてもらわな困る…
昭和の記事一覧
タグ「昭和」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『金の顔』【第24回】菊野 啓
血縁関係を疑うほど似ていません
-
小説『金の顔』【第23回】菊野 啓
取って付けたような涙は偽物です
-
小説『金の顔』【第22回】菊野 啓
痛くないのが死だと納得しました
-
小説『金の顔』【第21回】菊野 啓
即席ラーメンは夢のような食べ物だった
-
小説『金の顔』【第20回】菊野 啓
放射能は身体に良いとさえ思われていた
-
小説『金の顔』【第19回】菊野 啓
歯医者が嫌いなので放置してありました
-
小説『金の顔』【第18回】菊野 啓
阿呆の一つ覚えみたいに「救急車」を繰り返す
-
小説『金の顔』【第17回】菊野 啓
百姓ほど辛いもんはないんでよ
-
小説『金の顔』【第16回】菊野 啓
人間の保つ感情のうちで最も愚劣で厄介なもの
-
小説『金の顔』【第15回】菊野 啓
その時、私は『金』が人間の害悪だと理解しました。
-
小説『金の顔』【第14回】菊野 啓
大貧民しよってちょっと熱うなっただけじゃ
-
小説『金の顔』【第13回】菊野 啓
ほな、ユウザイと思う方は手を上げてください
-
小説『金の顔』【第12回】菊野 啓
ほんなことしてただですむと思うとんか
-
小説『金の顔』【第11回】菊野 啓
化け猫が出たんとちゃう
-
小説『金の顔』【第10回】菊野 啓
悪いことしとらんでも早死にの人もおる
-
小説『金の顔』【第9回】菊野 啓
蓋の閉まる瞬間、猫は確かに私を見ました
-
小説『金の顔』【第8回】菊野 啓
三毛猫のミイが入って来ました
-
小説『金の顔』【第7回】菊野 啓
チキンラーメンがええ
-
小説『金の顔』【第6回】菊野 啓
警察を毛嫌いしていました
-
小説『金の顔』【第5回】菊野 啓
大人たちが私に勝手な期待をした