湖畔を三十分も歩いたろうか、湖が最も美しく見えるであろう所にそれはあった。「ホテル・ヴィラ・ブレッド」。チトー元大統領の別荘で、今は最高級のホテルと聞いた。門を入ると真っ直ぐな百メートルほどの道の正面に四階建てのこじんまりした建物が見える。大統領の別荘にしては質素な外観である。玄関には誰もいない。おそるおそる入ると小さなフロントデスクに若くはない女性が一人電話中だった。「お茶を飲みたいのですが―…
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小説『地平線に─日中戦争の現実─』【第31回】前田 隆平
幹部候補生の教育レベルは、3月までの状況とは雲泥の差がある
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小説『地平線に─日中戦争の現実─』【第29回】前田 隆平
偉くなりたくないのに、早く戦地に行きたいと思う奴などいない
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小説『地平線に─日中戦争の現実─』【第28回】前田 隆平
次の電車にしますから、お前はお帰り。元気でね。さようなら
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小説『地平線に─日中戦争の現実─』【第27回】前田 隆平
「折角だから一番美味しいものを」と、天ぷらの特上を注文した
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小説『地平線に─日中戦争の現実─』【第26回】前田 隆平
徒歩訓練に始まって、砲手訓練、それに乗馬訓練もやっています