そしてゼミが決定したその日。私はまたしても驚いた。地学を選んでいた同級生の多くが、植物ゼミに来ていたからだ。私が気になっていた男の子もである。その中の一人になぜ地学をやめたのかを聞くと、ご飯を奢ってくれるのはいいものの、授業内容がとても厳しく、毎日夜遅くまで残るらしいことを知ったからだという。なんてことだ……。そうしてゼミ生活は始まった。私は誰よりも積極的に質問し、フィールドワークに出るときも、…
屋久島の記事一覧
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エッセイ『屋久島、そして雲ノ平へ』【第7回】小梨 里子
ゼミ生活を満喫していたらあっという間に卒業間近になり地元に帰る前にあるチャレンジをすることに
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エッセイ『屋久島、そして雲ノ平へ』【第6回】小梨 里子
植物に関わりたくて選んだのは「植物学ゼミ」希望者は私一人で教授の教えを独り占め!?
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エッセイ『屋久島、そして雲ノ平へ』【第5回】小梨 里子
「空気が濃い!」山小屋のアルバイトが終了して下山。授業に読書にと充実の大学生活
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エッセイ『屋久島、そして雲ノ平へ』【第4回】小梨 里子
ポーランド人が高山病で小屋に倒れこんできた!「これはもう、下山させるしかないです」
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エッセイ『屋久島、そして雲ノ平へ』【第3回】小梨 里子
いざ富士山へ!初本格登山、初山小屋、初山バイトで驚きがいっぱい
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エッセイ『屋久島、そして雲ノ平へ』【第2回】小梨 里子
大学生活は人生初の本州「山梨」。アルバイトは富士山の山小屋で日給九千円!
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エッセイ『屋久島、そして雲ノ平へ』【新連載】小梨 里子
休日は野鳥の鳴き声テープを聞く女子高生だった…山を愛した女性の自伝的エッセイ。