『ぽん』と後ろから肩をたたかれて、びっくりして振り向くと笑顔のアッキーがそこにいた。ひまりを怒りもせずにただ笑って立っていた。アッキーママが今日、退院したからもう帰ろうと教えてくれた。すっかり良くなり元気になって帰ってきて、これから退院祝いをアッキーの家でするのだと聞いた。もう、お見舞いの必要なんかないからと、ひまりにこれから一緒に行こうと誘ってくれた。せわしなく急いで帰ろうとするアッキーに、ひ…
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小説『ずずず』【第12回】草間 かずえ
名前を聞いたことしかなかった花…淡いピンクのスイトピー
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小説『私たちはみんなテスラの子供 前編』【第6回】ゴラン・スクローボニャ
茶封筒には書類一式が…グリマルディ殺害計画のリストもあった
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小説『ブルーストッキング・ガールズ』【第16回】杉山 正之
そんな……進歩的だなんて……ただのお嬢さんです。
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小説『ずずず』【第11回】草間 かずえ
無理だよ。精神科のお見舞いは原則家族だけと決まってるんだ…
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小説『ずずず』【第10回】草間 かずえ
アッキーママは家にいない。精神科の病気で入院したんだ…
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小説『ブルーストッキング・ガールズ』【第15回】杉山 正之
特技は逃げ足の速いこと…木島は屋根に上ってどぶに飛び込んだ
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小説『ずずず』【第9回】草間 かずえ
ひまりちゃんなら大歓迎よ。今おいしい紅茶を淹れるからね。
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小説『ずずず』【第8回】草間 かずえ
優しい笑顔…亡くなったひまりのお母さんに雰囲気が似ていた
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小説『私たちはみんなテスラの子供 前編』【第5回】ゴラン・スクローボニャ
シャンパンと少しばかりのアヘンを…仕事のことを忘れたかった
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小説『ブルーストッキング・ガールズ』【第14回】杉山 正之
天国みたいな暮らしで何が病気よ。小説の主人公じゃないのよ!
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小説『ずずず』【第7回】草間 かずえ
今さら「アッキーさん」はないだろ、俺は「ひまり」って呼ぶよ
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小説『ずずず』【第6回】草間 かずえ
桜吹雪の中で道路がピンクの絨毯になる光景が、とても好きなの
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小説『ブルーストッキング・ガールズ』【第13回】杉山 正之
もう治らないって分かってるの。恋も結婚も子育てもできない…
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小説『私たちはみんなテスラの子供 前編』【第4回】ゴラン・スクローボニャ
プランクは尊敬され裕福だったが、ステータスを過信しなかった
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小説『ブルーストッキング・ガールズ』【第12回】杉山 正之
百姓は飢えているのにお上は見て見ぬふり…維新前と変わらない
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小説『ずずず』【第5回】草間 かずえ
ひまりは毎回軽く会釈をしてくれるだけ…笑顔はどこにいった?
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小説『ずずず』【第4回】草間 かずえ
浩司はかるた部に…アッキーはその部活の存在すら知らなかった
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小説『ブルーストッキング・ガールズ』【第11回】杉山 正之
娘はもう一年の命もないかも…トキさん、よろしく頼みますよ
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小説『私たちはみんなテスラの子供 前編』【第3回】ゴラン・スクローボニャ
お酒を飲むことで落ち着く…やるべきことがはっきりしてきた
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小説『ブルーストッキング・ガールズ』【第10回】杉山 正之
うちは食うや食わずだ…遊郭に行って奉公してもらうほかはない