二〇一六年三月二十七日(日)夕食時……、今日は、よほど具合が悪いようで食堂へ行くのもままならず、ベッドの背を起こしての給仕となった。スプーンを持つ気力さえ見せないのは初めてであり、これでは給仕(きゅうじ)というより給餌(きゅうじ)であろう……と、悲しくなった。大好きなカボチャの煮付けを二口ほど食べただけで、他の惣菜にはそっぽを向く。かろうじて、海苔の佃煮には口を開けるが、それでもやはり二口三口で…
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