「夜泣きは、ちょっとの間だけよ。町のみんなが少し我慢すればいいの。それが思いやりだよ。だからアンタたち、さっさと寝なさい」「……大人の世界って我慢なんだねぇ」と妹と言いながら、私たちは眠りにつきました。翌日学校から戻ると、赤ちゃんがうちの座布団の上で寝ていました。驚いている私に、涼しい顔で母は「預かったんだよ」と言いました。夕方になると、若いお母さんが赤ちゃんを迎えに来ました。母はニコニコしなが…
エッセイの記事一覧
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エッセイ『ねぇねぇみかどのおばさん』【第10回】六谷 陽子
乳飲み子から駄菓子屋デビューまで まちの子供を優しく見守り、励まし、手助けをする母の姿
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エッセイ『貧しさは人生の花』【第15回】伊藤 フサ子
特別扱いしないことが特別な優しさだった。中学校最後に貰った通信票には、先生の想いがびっしりと綴られていて…。
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エッセイ『続・夫と歩いた日本すみずみ』【第10回】花房 啓子
岡山で触れる数々の日本文化 建築、古墳、彫刻…よみがえる様々な昔の風景
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エッセイ『どうして君は「不器用な生き方」しかできないのか』【第6回】坂入 実
小学校時代と管理職になってからやりたくもないことを強制されると体全体がそれまでに「経験したことのない気だるさ」で覆われ、体が重くなり動作も緩慢に
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エッセイ『老人ホーム施設長奮闘記』【第14回】山田 勝義
あなたは何のために老人ホームを探していますか? 施設選びは建物の構造や豪華さより「介護の安心、運営の質」が重要。ではこの「介護の安心、運営の質」とは何?
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エッセイ『四国八十八カ所』【第11回】深山 無行
一人であってもひとりではない 自分自身と対話し、人生の苦楽に答えを求めてへんろは始まる
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エッセイ『うっかり自転車で日本一周していた』【第17回】河瀬 敏樹
「トンネルを通過したら、何と路面が乾いていて、雨もどうやら降っていないぞ」北アルプスの景色はペダルを漕ぐ足を何度も止めた
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エッセイ『ギリシアの遺跡を訪ねて』【第2回】荻田 譲二
ペロポネソス半島ミケーネの竪穴式墓では複数の死者が金のデスマスクなどで覆われて豪華な副葬品と共に埋葬
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エッセイ『ふしぎに出会う日々』【最終回】西谷 正文
古くから遠流の地として定められていた隠岐。鎌倉時代には、後鳥羽上皇と後醍醐天皇が隠岐に流され住民は現在の「牛突(うしつき)」につながる催しなどで上皇を慰めていた
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エッセイ『冬の日の幻想』【第19回】茶井 幸介
年間打率3割を越えれば一流と言われる打者のなか二〇〇四年アメリカンリーグの首位打者となったイチローは262本のヒット、704打数、打率3割7分2厘!
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エッセイ『鶴崎昌子 青春日記集』【第13回】鶴崎 昌子
休みなのにだらだら過ごしてしまう…。50年前も学生の悩みは共通!?自分の性格、友人との関係…嬉しさも情けなさも等身大。
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エッセイ『還暦の留学生』【第8回】松木 梯
これがあればアメリカ生活も一安心?カリフォルニアで暮らす日本人を助けるアイテムとは…
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第17回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】うわべだけの福祉国家日本。介護事業所に電話をしても、病名を言っただけで次々と断られ…。
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エッセイ『うっかり自転車で日本一周していた』【第16回】河瀬 敏樹
旅の間ずっと初老の男性達ばかりから「仕事はどうしているのだ?」「辞めた!?」「生活はどうするのだ」「そんな事で大丈夫か!」と声を掛けられ続けこれを激励だと受け止めて前を向く
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エッセイ『うっかり自転車で日本一周していた』【第15回】河瀬 敏樹
西日本の大動脈と呼ぶに相応しい交通量を誇るR2は併走する車の速度がグングン上がり、長いトンネル内はカオス状態で怖くて車道を走りたくない!
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エッセイ『人生の住所教えて』【第4回】荻野 源吾
湿度の高い5・6月は鬱々として気分が晴れず「体調管理の日」。こんな日は「万葉公園」を起点に香具山の周りをグルッと一回りする歴史コースを楽しむ
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エッセイ『お気楽『辞世』のすすめ』【第4回】安中 正実
どのような死に方が怖くないのだろうか? 桜の散り際をこよなく愛でる日本人は「滅び」に美しさを感じる特質があるのかもしれない
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エッセイ『運命に寄り添う、そして生きる』【第23回】輪月 舟
離婚したDV夫に遭遇。なぜいまだに近くに住んでいる? 私たちの家が見えるスーパーになぜわざわざ来る?
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エッセイ『おっぱいがウインクしてる』【第17回】牧 柚花
出雲大社に行くというので「お守り」をお願いしたところ、頂いてからひと月後にある出会いが…
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エッセイ『WHAT A FANTASTIC RIDE ! せんべい屋さんの娘からアメリカの外交官になった私』【第8回】パーディ 恵美子
あの日本赤軍最高幹部の重信房子に風貌が少し似ていた(!?)ためか空港の入国検査で私だけ別の部屋に連れていかれ身体検査をされて…