芳賀 均

北海道教育大学旭川校 芸術・保健体育教育専攻 音楽分野 准教授/へき地・小規模校教育研究センター センター員。研究分野は音楽科教育、教育評価、合科的学習、へき地教育。文教大学教育学部初等教育課程音楽専修卒業。明星大学大学院人文学研究科教育学専攻博士後期課程修了。博士(教育学)。
東京都板橋区出身。北海道宗谷管内(15年間)および東京都江東区(5年間)の小学校勤務を経て現職。大好きな宗谷・道北地方と関わる毎日に喜びを感じながら研究活動に取り組む。音楽科教育を木村信之、音楽を伊津野修、教育学を高浦勝義の各氏に師事。教養の側面から小川哲生、感性の側面から宮田昭弘・るり子夫妻の各氏より薫陶を受ける。
近著は『総合的な学習としてのSTEAM 教育の実践──音や音楽を題材にした活動──』(共著・幻冬舎ルネッサンス)、『楽しい合科的学習の実践─音楽と他教科の合科・STEAM 教育を考慮した教科横断的な学習─』(共著・文芸社)。

掲載記事

書籍

  • 改めてつくる音楽の授業
    芳賀 均
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    授業構成に根拠と理由を。
    論理的な探求と長年の研究に、実践的な経験を土台に考える小学校教育。
    今、音楽科から見つめなおす「未来を生き抜く人を育てる」音楽の授業。〈中等教育事例も収録〉
    ・いつか役に立つ――ではない、「今」を生きる授業
    ・「聴いて感想文を書く」パターンから脱却する鑑賞授業
    ・上手に歌えるようになる、その先へ。自己学習力が高まる歌唱の活動
    ・心と一体になった生きて働く「知識」にするために
    ・音楽を他教科の勉強に置きかえると、必要なことが見えてくる
    学習指導案や板書見本等も収録。

    本文イラスト:芳賀尋子
  • 総合的な学習としてのSTEAM教育の実践
    ―音や音楽を題材とした活動―
    芳賀 均・森 健一郎
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    ホットワードとなって久しいSTEAM教育。しかし、いざ現場で実践するには——?
    なぜ必要とされているのか、実際に授業をどう組み立てていくのか、実践と理論の両面から丁寧に解説。
    教育の未来を切り拓き、学びの本質に迫る一冊。

    ・これからの学校教育に求められること
    ・変化の激しい時代を生き抜く力を育む「総合的な学習の時間」の再構築
    ・STEAM 教育のフレームワーク
    ・循環型のふるさと教育を視野に入れた「木琴制作活動」
    ・ただ観るだけではない! 試行錯誤を伴う教育番組の視聴と「ものづくり」
    ・キットだからきっとできるとは限らない!! ”不完全なキット”

    楽しく、いきいきと学ぶ子どもを育てる教育のあり方とは。