家族に手紙を書いた。[三畳一間の被監視勾留生活。ある種、今後近い未来に来るかもしれない人類総管理社会を先取り体験しているかのようでもあり、あるいはこう仮想してみたりもします。曰く「世界は核戦争か何かで終末の危機にあり、僕は辛うじてシェルターに収容された。外は致死的環境となっていて、出ることはできない。限られた資で、いつ出られるかも知れない極限の避難生活に、僕達の大多数は、甘んじて管理される側にな…
[連載]青天の霹靂
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エッセイ『青天の霹靂』【第13回】橋本 由美
ある日突然人生が一変した。冤罪か、それとも誤解か?―監視と孤独の部屋で綴る、家族への手紙
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エッセイ『青天の霹靂』【第12回】橋本 由美
モーニングサービスに始まり、貸し切り装甲バス送迎、まさに庶民には手も足も出ない生活。自虐ネタでも書かなければ、精神が壊れそうな拘留所という場所。
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エッセイ『青天の霹靂』【第11回】橋本 由美
まさかの再逮捕!?―嫌疑不十分により釈放。「解放される、これで家に帰れる」と出口に向かったが、「残念だったね~」と…
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エッセイ『青天の霹靂』【第10回】橋本 由美
勾留期限を迎えた。無罪放免か、嫌疑有りとされるのかとストレスを抱えながら結果を待っていたところ、想定外の通告が…
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エッセイ『青天の霹靂』【第9回】橋本 由美
「金井先生は、かたくなに退職届を書くことを拒否した。だから懲戒解雇にしてやったんだ」
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エッセイ『青天の霹靂』【第8回】橋本 由美
僕と同世代の検事による「検察調べ」に胸の奥がしくしくと悲しみに疼くなか親から委任されたという想定外の弁護士が接見に来て…
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エッセイ『青天の霹靂』【第7回】橋本 由美
「今度こそ一緒に帰れる」という思い叶わず泣きながら電車で帰ったオカン
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エッセイ『青天の霹靂』【第6回】橋本 由美
「迷惑かけてごめん」…オカンは、泣いた。初めての面会は30分間
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エッセイ『青天の霹靂』【第5回】橋本 由美
唐突に奪われた人としての尊厳。人生初の手錠と腰縄生活に…
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エッセイ『青天の霹靂』【第4回】橋本 由美
逮捕から始まる真実のドラマ、医者が織り成す異色の収監生活!?
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エッセイ『青天の霹靂』【第3回】橋本 由美
突然の逮捕!組織犯罪の疑いから税関に泳がされていたという驚きの事実
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エッセイ『青天の霹靂』【第2回】橋本 由美
何故いきなり家宅捜索を受け、身柄を拘束されるのか。まさに、青天の霹靂だ!
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エッセイ『青天の霹靂』【新連載】橋本 由美
ある日突然捜索令状!? 真面目に生きていた医師に青天の霹靂