どんだけ青天の霹靂やねん

2018年9月24日月曜日

家族に手紙を書いた。

[三畳一間の被監視勾留生活。ある種、今後近い未来に来るかもしれない人類総管理社会を先取り体験しているかのようでもあり、あるいはこう仮想してみたりもします。

曰く「世界は核戦争か何かで終末の危機にあり、僕は辛うじてシェルターに収容された。

外は致死的環境となっていて、出ることはできない。限られた資で、いつ出られるかも知れない極限の避難生活に、僕達の大多数は、甘んじて管理される側にならなければいけないのだと]。

2018年9月26日水曜日

拘置所内では、本を読む以外に為す術が無い。

すると、半ば必然的に、外の情景写真、夢のある世界を想える何かを求める。

拘置所内の売店でも本が売られていることを知り、おそらく中学生以来、久々に、映画雑誌『スクリーン』(近代映画社発行)を購入した。

かつてオカンに頼んで買ってもらったこの雑誌の写真を、穴が開くほど眺めていたあの頃を、懐かしく恋しく、思い出した。

そしてまた、家族に手紙を書いた。

[今、くまのプーさんの実写版『プーと大人になった僕』が上映されているそうです。時間があれば、僕の代わりに観て、感想を聞かせてください。登場人物全員を、精神科的分析している人がいて、面白いです。

実写化は、意外にも初めてなんですね。

ちなみに僕は、オクスフォードに短期留学した際、くまのプーさんの生まれ故郷にして同映画のロケにも使われている「100エーカーの森」に行ったことがありますが、とんでもない修羅場となった苦い経験があります。それはもう大変な思いをして、助けを求めて森を出ましたが、それはまた別のお話……]。