「美紀、こちらの部屋に荷物を置くと良いよ。僕は隣の部屋を使っているから」「はい、分かりました。クローゼットも使っていいかしら」「もちろん。クローゼットには多少物が入っているけれど今回使うには十分だと思うよ」荷物といってもスーツケース一つだから、あっという間に片付いた。「時々来ていて部屋の中は大体分かっていると思うから、好きに使っていいよ。そうそう、一週間の食費代として念のため一万円渡しておく」「…
[連載]白寿の記憶
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小説『白寿の記憶』【第19回】小倉 敬子
お試しの一週間同居生活がスタート。今後結婚して同居しても大丈夫だと思えた結婚生活同様の日々
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小説『白寿の記憶』【第17回】小倉 敬子
ふたりで歩くアーケード街、ふたりで食べる夕食 お試しの共同生活が遂に始まる
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小説『白寿の記憶』【第17回】小倉 敬子
結婚への期待感を胸に夫婦そろって新宿でランチ!同居生活への第一歩
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小説『白寿の記憶』【第16回】小倉 敬子
妻からもう一緒には暮らせない…と言われ、離婚。今回は同じ過ちを繰り返したくない
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小説『白寿の記憶』【第15回】小倉 敬子
マンション内のリフォーム講座は大盛況!まずは水回りが大丈夫か要確認
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小説『白寿の記憶』【第14回】小倉 敬子
おでこに軽くキスをしてから「二週間後、迎えに来るからね」と言った彼
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小説『白寿の記憶』【第13回】小倉 敬子
彼から「いきなりだけど、君は別居結婚には関心あるかい」と真面目な顔をして聞かれ…
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小説『白寿の記憶』【第12回】小倉 敬子
ときめく恋愛はあり?なし?ほどよい距離感の先にあるものとは
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小説『白寿の記憶』【第11回】小倉 敬子
結婚はタイミング?容姿に自信のある私ならいつでも結婚できると思っていたけど…。
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小説『白寿の記憶』【第10回】小倉 敬子
初添乗終了。気持ちを新たに次のステップへと足を踏み出した日
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小説『白寿の記憶』【第9回】小倉 敬子
「毎日が勉強だ、がんばれ真知子」初仕事でのミスをバネに一念発起!
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小説『白寿の記憶』【第8回】小倉 敬子
新人添乗員にピンチ到来!「僕のスーツケースがありません」
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小説『白寿の記憶』【第7回】小倉 敬子
アメリカでのホームステイで実感した「平和な世界を作るために大切なこと」
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小説『白寿の記憶』【第6回】小倉 敬子
時間に追われる仕事ながら…少し意外な「添乗員の唯一の休息の場」とは?
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小説『白寿の記憶』【第5回】小倉 敬子
幸先の良い朝。留学生たちを連れ、ダラスの空港へ出発進行!
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小説『白寿の記憶』【第4回】小倉 敬子
気持ちが高ぶって眠れない…添乗員としての長い一日が始まる!
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小説『白寿の記憶』【第3回】小倉 敬子
いよいよ添乗!留学生の帰国、テキパキと仕事を進めていく
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小説『白寿の記憶』【第2回】小倉 敬子
添乗員に大抜擢された入社数か月の新入社員、初の現場は…
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小説『白寿の記憶』【新連載】小倉 敬子
先輩を差し置いて異例の抜擢!噂の流れた社内はよそよそしく…