【人気記事】JALの機内で“ありがとう”という日本人はまずいない平岡由紀夫は音楽が好きだった。小学生の頃から、昔の名曲をよく聞いていた。また、曲を作ることもよくしていた。しかし、自分に才能があるとは微塵も思っていなかった。誰からも褒められたことがなかったからである。そんな由紀夫が、中学生になって音楽の授業を受けていた時である。音楽の先生は、彼女自身、それほど歌がうまくはなかったが、由紀夫のことを…
[連載]令和晩年
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小説『令和晩年』【最終回】西野 篤史
芸術は今や完全に金に支配され、その奴隷となっている
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小説『令和晩年』【第38回】西野 篤史
多くの人が本当に欲しいもの、それは他人からの評価である。
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小説『令和晩年』【第37回】西野 篤史
坂本龍馬は、人格者で才能に溢れ、人を引き付ける魅力があった
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小説『令和晩年』【第36回】西野 篤史
共産主義の欠点は独裁政治になってしまうことである。
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小説『令和晩年』【第35回】西野 篤史
その遺言書にはSの知っていることすべてが書かれてあった。
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小説『令和晩年』【第34回】西野 篤史
ある時、金之助がSに、自分は静のことが好きだと打ち明けた。
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小説『令和晩年』【第33回】西野 篤史
付き合う女性の条件を私が聞いた時、なんて言ったか覚えてる
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小説『令和晩年』【第32回】西野 篤史
あの日、私の元夫は彼の母親を殺害した。
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小説『令和晩年』【第31回】西野 篤史
「そこにいるのはクローディアスか」次の瞬間ハムレットは…
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小説『令和晩年』【第30回】西野 篤史
バーナードからの質問…「葬式の後すぐに結婚式をしましたね」
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小説『令和晩年』【第29回】西野 篤史
今は亡き王の亡霊が城に現れた。ラテン語で話しかけたが…
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小説『令和晩年』【第28回】西野 篤史
山に引きこもることを「仕事」と考えるようになった
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小説『令和晩年』【第27回】西野 篤史
仙人様、私より生きている時間が短くて悟りを開けるのですか?
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小説『令和晩年』【第26回】西野 篤史
山にこもって十一日目。わかった。二つの思想を深読みすると…
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小説『令和晩年』【第25回】西野 篤史
良い家に長男として生まれたこの僕が、どうしてこんなことに…
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小説『令和晩年』【第24回】西野 篤史
人と接するのは嫌だ…山にこもって人と関わらない生活をしよう
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小説『令和晩年』【第23回】西野 篤史
嫌いな言葉…「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
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小説『令和晩年』【第22回】西野 篤史
杉田の好きな言葉は、ハムレットの名言「女は弱いから怖い」
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小説『令和晩年』【第21回】西野 篤史
仕事をしなくても生活保護がある。僕は良い時代に生まれた。
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小説『令和晩年』【第20回】西野 篤史
妻は働きに出ているが、僕は家で絵を描くか考え事をしている
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