ぼくの家に、ゲンキがやってきた。豆柴ふうの男の子。どうして“ふう”かというと、目から口もとまでが長く、足も長いミックス犬だから。やんちゃざかり。歳は6か月くらい。ぼくは、センパイの先住猫。もうすぐ3歳。ゲンキは、新しい環境の中でのぼせているのか、はたまた、こわいもの知らずなのか、センパイにやたら近づいてくる。せわしないので、猫パンチを2発。「キャイーン」と言ったけど、しばらくしたら、またちょっか…
新着記事一覧
-
小説『愛ラブ猫 I Love Neko』【第10回】山本 十夢,谷口 富
ある日犬のゲンキが来て…ぼくは嫉妬の炎を燃やすようになった
-
エッセイ『音楽のジャポニズム!~考証・三浦環』【第28回】田辺 久之
朝ドラ『エール』の三浦環…明治の鑑賞マナーはとんでもない!?
-
評論『“発達障害かもしれない人”とともに働くこと』【第21回】野坂 きみ子
もしかして発達障害?クリニック訪れた人の無自覚な言動とは
-
ビジネス『補助金の倫理と論理』【第33回】庄司 進
ごくありふれた話…?政治家が「口利きをする」恐ろしい理由
-
俳句・短歌『歌集 秋津島逍遥』【第60回】松下 正樹
歌集「秋津島逍遥」より三首
-
俳句・短歌『歌集 星あかり』【第36回】上條 草雨
歌集「星あかり」より三首
-
エッセイ『喰い改めよ! あなたはあなたが食べたものでできている』【第17回】吉川 沓那
糖質の代謝を促進し、エネルギーに換える時に必要な栄養素は?
-
エッセイ『「死」から「生」へ』【第5回】三田 徹
会社にも警察が…板橋に対しては、なぜか甘い取り調べであった
-
小説『百年後の武蔵野』【第27回】栗田 哲也
華水教は、自らが解体することによって、この世界を救うのです
-
小説『緋色を背景にする女の肖像』【第54回】阿佐見 昭彦
「何のことやら…」コジモは動揺を押さえながら、しらを切った
-
小説『ソウル・テール だれも知らない、オレたちのじゅもん』【第6回】間木 久美子
ほんとうに強いやつは、だれかをエモノになんか、しない。
-
歴史・地理『邪馬臺國は豐國にあり 歴史学と考古学から読み解く⽇本古代史』【第7回】吉武 正一
邪馬台国を研究するには、『魏志倭人伝』から出発すべき
-
小説『人間関係貧乏性』【第9回】小川 涼佳
俺、ストーカー?いやいや、まだ何もしてねーし!
-
小説『浜椿の咲く町』【第8回】行久 彬
【小説】隣で寝ている夫の「犬が低く唸るような声」で目覚めた
-
俳句・短歌『歌集 漣の夢』【第4回】上條 草雨
歌集「漣の夢」より3首
-
歴史・地理『受け継がれし日韓史の真実 ─朝鮮引揚者の記録と記憶』【第9回】豊田 健一
漢江鉄橋から韓国の王宮である景福宮への道に「龍」が潜む理由
-
小説『愛ラブ猫 I Love Neko』【第9回】山本 十夢,谷口 富
「お金やら、物やら、なーんもいらん」幸せを感じていたのに…
-
小説『孤独な子ドクター』【第33回】月村 易人
【小説】病棟でのまさかの出来事…先輩医師が僕に激怒したワケ
-
評論『発達障がいに困っている人びと』【第40回】鈴木 直光
発達障がいの子どもが「ゲームにはまりやすい」意外な理由
-
評論『教師は学校をあきらめない! 子どもたちを幸せにする教育哲学』【第21回】熊谷 雅之
私にとって「これだけは許せない」という基準は「いじめ」です