天才の軌跡② 谷崎潤一郎の精神分析(視覚の無意識的意味)筆者は長いあいだ、視覚の無意識的意味について興味を持っていた。ここに谷崎潤一郎を取り上げるのは、彼ほどこれを主題に書いた作品の多い作家はいないからであり、この疑問の解明の助けになるからでもある。彼の作品の中でこれを主題としたものには、『陰翳礼讃』『盲目物語』『春琴抄』『聞書抄』などがある。他の芸術家たちもこの主題にひかれるものがあったようで…
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無駄なものが9割、本当に大切なものがたったの1割