はじめにここに記す文章は私と私に強い印象を放って去っていったある若者との会話や行動を基に、その大まかなあらすじを独自の考察により理論的にまとめたものである。彼は、私が五十代に突入し「老い」というものが人生において如何なる意味を持つのかについて考え始めた矢先に突然現れた。「老い」というものは概ね否定的な意味を伴って人々に捉えられがちだが、しかし、私がそこに何らかの希望にも通じるヒントのようなものを…
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