わが国においても、電力会社は、公益事業会社として、その私有財産権に対しては多様な制限がかけられてきた。憲法29条3項は、「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用いることができる」と定めている。営業の自由に関する制約は、まず電気料金が公的な認可を必要とし、またどんなに人里離れたところでも電気の供給義務を負わされる。営業区域も定められ、また原則として契約締結を拒めない供給義務なども負わさ…
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