【前回記事を読む】修飾、誇張、改竄は権力者の常套手段。天武天皇が作成した『日本書紀』は国の正当な史書だが、当時を振り返ると......私の国家観は基本的に民族及び統治体制に依拠している。従って、前段に日本民族、後段に国家の成立を概説する。1項 神話由来献上を待つことなく天武は世を去った。彼の初志を第43代元明天皇(661~721)が継ぎ、稗田阿礼が誦習したものを太安万侶おおのやすまろ(民部卿)に…
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歴史・地理『百名山心象風景』【第4回】平山 喜代志
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小説『再愛なる聖槍』【最終回】由野 寿和
これは事故ではなく予告型殺人事件だ――犯人の狙いは何なのか、そして五年の時を経て再び対峙する二人の刑事
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「抵抗すれば殲滅あるのみ」――バリバリッと音がして、塾生や農民たちの悲鳴が…やりよった。この時代に官僚が民衆を傷つけるなど…
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ビジネス『なぜ職場では理不尽なことが起こるのか?[注目連載ピックアップ]』【第19回】中山 てつや
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健康・暮らし・子育て『終の棲Ⅴ』【第5回】北沢 美代
私は「浦島太郎」を体験した。――認知症セミナーのために調布へ。「なじみ」の街のはずが、駅に降り立つと…
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エッセイ『ゼロスタート[注目連載ピックアップ]』【第6回】靳 忠效
「このタバコを持っておいて」――船内で知り合った男の依頼で、タバコを20本持たされた。税関を出た外で渡すという約束をしたが…
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小説『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[新連載記念ピックアップ]』【第8回】武 きき
「私も幸せアピールをしたいので協力してください」元夫の前で男性に腰に手を当ててもらいながら歩く。
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【自由詩】春の自由律俳句「日溜りの中の 春の猫の尾っぽ 今更丸く」
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小説『不確かな真実』【第11回】和亭 正彦
他の容疑者の捜査が進む中、忘れられかけていた飯島めいの存在。しかし、二人の刑事には簡単に捨てきれない違和感が残っていた
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小説『あら、50歳独身いいかも!』【第3回】武 きき
帰ろうとすると「ダメだ。もう僕の物だ」――キスで唇をふさがれ終電にも間に合わずそのまま…