永禄九(一五六六)年、三好義継は、父長慶の菩提を弔う為に、京都大徳寺に聚光院(じゅこういん)を開創した。実は長慶は、二年前の永禄七年七月に病没している。しかし後継の義継が若輩(一五歳)の為、二年間喪は伏された。永禄九年公表、葬儀が執り行われたのである。前年から大仙院・裁松院の敷地が拡げられ、聚光院建設の為の準備がされている。開山は笑嶺宗訢(しょうれいそうきん)。長慶の戒名「聚光院殿前匠作眠室進近…
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